第19話

りうら編ふぁいなる
1,157
2022/04/30 10:41
ヌッシ
ヌッシ
注意!これから、暴力多めになるよ!苦手な人はさような((





あれからしばらくたった。
学校いきたくないよ…
だって、…
俺、いじめられてるもん。
お、おはよう…
モブB
モブB
おはよう!りう…じゃなかった。〇〇くん!
ドンドン!
モブA
モブA
今日も、来い。
は、はい。
モブB
モブB
…。
放課後
バシッ
ドンッ
っ、
モブA
モブA
ははは、お前は俺のBを奪った罪のことをどう思ってる?
う、奪ってなんか…
ペシッ
モブA
モブA
うるせぇ。
モブB
モブB
ねえ。
モブA
モブA
ん?どうしたの?
モブB
モブB
これ以上りうらくんに手を出すな。
モブA
モブA
…は?
!?
モブB
モブB
これ以上やったら、別れるから。
モブA
モブA
モブA
モブA
りうら…?
モブA
モブA
それって、…
モブA
モブA
いれいす…?
っっっ!
あ、あの…!
モブA
モブA
うるさい!
ドンッ
モブB
モブB
ちょっと、落ち着いてよ!
モブB
モブB
あなたの彼女からの命令、聞いてくれるよね?
モブA
モブA
…。
モブA
モブA
仕方がないな。
モブA
モブA
後でまたここに来てもいいならな。
モブB
モブB
じゃあ、どこか行って。
モブA
モブA
…。
あの、Bさん。
モブB
モブB
なに?
なんで、俺の正体を…
モブB
モブB
あ、つい言っちゃった☆
モブB
モブB
あのね、私、りうらくん推しなの。
モブB
モブB
だから一生懸命りうらくんの通う学校を特定して、頑張って受験したの。
モブB
モブB
だけど、こんなことになるなんて…
俺の事、そんなに好きだったんだね…
ありがとう。でも、出来ればもう関わらないでほしいな。
モブB
モブB
え?
君と関わると、なんか、やな予感がするから。
モブB
モブB
グスッ酷いよ…
モブB
モブB
私、りうらくんのこと本気で好きなのに…
俺はこんなことになることを望んでない。
モブB
モブB
う、うわぁぁぁん!!!
モブA
モブA
おい!何してんだよ!
ひっ!
モブB
モブB
あたし、りうくんのことが好きなのに…どうして?
モブA
モブA
Bがこいつのことが好きだって?
モブA
モブA
なんか変なことしてないよな…?
し…してません!
モブA
モブA
嘘つくな!
嘘じゃ…ない…です…
ドン
バシッ
いたっ…ううっ
モブA
モブA
お前…さっき、Bが言ってたいれいすのりうらって本当か?
えっ、と、…グスッ
モブA
モブA
本当だったら…
数年前━━━━━━━━━━━━━━━
バンッ
モブAの兄
やだ…助けて…
モブAの兄
██くん…
…。
モブAの兄
なんで…無視するの?
モブAの兄
逃げないでよ…
モブA
モブA
兄ちゃん!あいつ、追いかけてくる!
モブAの兄
いいよ…行かなくて…
モブAの兄
心配かけて、ごめんね…
━━━━━━━━━━━━━━━
それから、いじめを無視するあいつについて知りたいと思った。
かなり時間かかっちゃったけど、犯人は██だった。
しかも、いれいすのメンバーである事が判明した。
━━━━━━━━━━━━━━━
モブA
モブA
こ、ろす…
なんで、殺すの?
モブA
モブA
いれいすメンバーだからだ。
いれいすに、なんの恨みがあるの?
モブA
モブA
…。
モブA
モブA
とにかく、殺すしかないな。
や、めてグス
バンッバシッドンッ
モブB
モブB
やめてよ!!
モブA
モブA
あ?
モブB
モブB
私の、りうらくんに手を出すなよ。
モブA
モブA
モブB
モブB
私いれいすが居ないと…
スッ
モブB
モブB
自殺、するから。
モブA
モブA
くそ、お前のせいで、俺の彼女が死ぬんだぞ!?
俺の、せいじゃない…
モブA
モブA
ああん?
ガシッ
っ…苦し…い…
モブA
モブA
さあ、苦しめ!
息…が…でき…な…
スーッ
ポタ…ポタ…
モブB
モブB
ほら、手首切ったよ。
モブB
モブB
あんたが、りうらくんをもっと傷つけたら、私死ぬから。
モブB
モブB
もうやめな。
モブA
モブA
っ…この野郎…
モブA
モブA
覚えてろよ…!
逃げ…た…?
モブB
モブB
うん。
ちょっ…手、無くなってるよ?大丈夫?
モブB
モブB
いいの。それより、りうらくん、首締められて、苦しかったでしょ?
そうだけど…はぁ、はぁ、…
モブB
モブB
気をつけてね。
モブB
モブB
もし、あいつが来たら呼んでね。すぐ駆けつけるから。
うん…
ごめんね…
俺の事助けようとしたのに、関わるなって言って。
モブB
モブB
いいの。助けることができたから。
ごめんなさい、ごめんなさい…
モブB
モブB
謝らないでよ…
ありがとう、俺を助けてくれて。
それから、あいつは退学になった。
Bさんは、今入院している。
学校では、俺に視線が集まる。
実は俺が何かしたのではないかって噂がある。
そのせいで、俺は不登校になった。
外に出るのを辞めた。
投稿も辞めた。
視線を感じる。
だけど、周りには誰もいない。
ねえ、誰か見てるんでしょ?
出てきてよ。
そう言っても、誰も出てこない。
この世界は、最悪だ。
涙が止まらない。
この世にさようならを告げた。
じゃあね。

次回、ほとけ編ふぁいなる。

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