机に伏せて顔を上げずにそう答える小柳を星導は心配していた。
顔を上げたかと思ったら舌打ちをしてまた伏せてしまった。
キンコンカンコンと鳴り始めた今でもずっと机に伏せている小柳。
そろそろ言ってくれないかなぁ
思いっきりバッと顔をあげた小柳は、とても顔色が悪く、汗も凄かった。
途中から歩くのが限界になってしまった小柳を星導がおんぶする。
保健室につき、最初に熱を測ったが
思ってたよりも熱は高く、小柳も数字を聞いてから先程よりもグタッとしている。
結局早退になり、親に迎えに来てもらって帰っていった。
放課後にお見舞いでも行きますか
ピンポーン
小柳の家にカゲツと星導と一緒にお見舞いに来た。
小柳にはLINEで「放課後行くから」と伝えたが、返事はまだ来ていない。
ガチャ
お母さん「はいはい、あら!久しぶりじゃない〜!」
お母さん「ロウは部屋にいるよ!上がって上がって〜」
ロウの家は玄関までしか入ったことがなかった。
親は入っていいよと言ってくれるがロウが入れたくないと言っているらしくて、いつも玄関までだった。
階段があるのはリビングらしく、
お母さんの後ろに続いて中に入る。
そこで、ロウが俺らを家に入れたくないと言っていた理由がわかった気がした。
ロウの子供の頃の写真が何個かあり、壁にはロウが昔描いたのであろう絵などが貼られていた。
お母さん「ふふwありがとう!でも、ロウはここを見られたくなかったんだろうね〜」
お母さんから幼少期のロウのエピソードを教えてもらったりとしているうちにロウの部屋にたどり着いた。
コンコンとノックをしたお母さんは入るよーと言ってドアを開ける
お母さん「3人とも、何飲む?水、オレンジジュース、あとはメロンソーダとか、」
お母さん「はーい!」
ゲームを初めてから1時間。
ロウが目を覚ました
カゲツから薬を受け取り、口に入れ、伊波からペットボトルを受け取って水を流し込む
3人「!!」
3人「どういたしまして!」
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次の日
~完~
次は叢雲カゲツ書きますね












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。