深夜0時過ぎ
宿舎は、0時をとっくに過ぎてた。
リビングでは誰かがソファで寝落ちしてて
キッチンでは誰かが静かにラーメン食べてる音。
廊下の奥からは、ゲームの効果音。
その中で、
イハンの部屋だけ、やたら楽しそうだった。
画面を睨みつけるリウの横で、イハンはベッドに転がりながらコントローラーを持ってる。
今日は珍しく、全然眠くない。
むしろテンションが高い。
カチカチ………
リウが「ミスったぁ…」と、呟く。
それでも飽きずに、ずっと画面と睨めっこ。
イハンはにこにこしながら、急に思い出したみたいに言った。
適当に返されて、イハンは口を尖らせた。
リウは気づいてない。
画面に夢中で、楽しそうで、ちょっと無防備。
イハンは、その横顔をじっと見てた。
気づいたら、イハンはそっと体を傾けてリウの肩にこてん、と頭を乗せる。
軽いノリのつもりだった。
いつも通りの、冗談半分。
でも、声が低い。
リウは一瞬、手を止めた。
振り向くと、イハンは笑ってなかった。
真顔。
目だけがじっとリウを見てる。
rw side
そう言った瞬間、急に視界が暗くなった。
唇にふにっとした柔らかいのが当たる。
キ、ス………?
返事はない。
ただ、逃げ道を塞ぐみたいに近くて、夜の静けさが急にうるさく感じた。
そのままイハンはリウの肩を、押し倒した。
やっと口を開いたと思ったら、意外な一言が返ってきた。
リウは言葉に詰まる。
イハンは不器用だ。
距離の詰め方も、気持ちの伝え方も。
その時、イハンはリウの首に顔を埋めて、跡をつけた。
ベッドが、きしと鳴る。
リウは反射的にシーツを掴んだ。
状況についていけず、頭は混乱。
初めて人と体を重ねた、しかも相手はメンバー。
これからアイドルとして活動していく中で、支障が出ないか。
そんな不安は考えるまもなく快楽に沈んでいく。
最初は怖かったけど正直、悔しいけれど気持ちいい。
こんなの変態じゃないか…
ガツガツと奥に何度も突かれる。
腰が痛い、呼吸も荒く、体はびくっと反らしてしまう。
イハンは止まってくれず、挿れたまま体のあちこちに
キスをする。
それをされただけでもイきそうになる。
lh side
俺の下で喘ぐヒョンはすごく可愛い。
普段はちょっと素っ気なくてツンツンしてるのに、セックスをすると
こんなに可愛くなるなんて。
体が小さくて、白くて、腰も細い、全てはイハンを興奮させた。
あれ、今で何回目だっけ?
一気にスピード早くして激しくした。
ソンホヒョンがそう聞いてきた。
やべ……跡付けすぎちゃったかな、?
俺の視界に入ったヒョンは、すごいくらい厚着だった。
部屋は暖房効いてるし、そんなに寒くないと思うけど…
少しリウの首からちらっと見えた。
赤い跡。
申し訳ないし、恥ずかしいし、それよりもヒョンに
嫌われてないか、そんな気持ちでいっぱいだった。
そう言ってソンホヒョンは他のメンバーを起しに行った。
リビングに、二人きり。
そう言って顔を赤くする。
「好き」、はっきりそう聞こえた、ヒョンの口から。
昨日あんなことをしたのに、正直嫌われたかと思った。
けど、
俺はなんて幸せなんだろう、神様は味方なんだ。
やっと願いが叶った今日。
嬉しすぎて力を込めてヒョンを抱きしめた。
絶対に死ぬまで幸せにしてあげるからね、俺のリウヒョン。
長くなりました、ごめんなさい🥲
これからも1500〜2000字以上になるかもです、、
私ずっとイリオンズが書きたくて、悩んだ結果書きました♡
(やっぱり1話目はイリオンズ!)
他のカプも書いていくので、bnd の短編も愛読していただけると嬉しいです♪
(無いと思うのですが、リクエスト等あれば遠慮なく送って欲しいですㅜ)















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。