今日はクロノアさんの誕生日、今夜はサプライズをしようと思って、日常組のみんなと京都旅行へ来ている。何度目だよまじで!
『しにがみ!あれ取ってきて!!』
「わかってますって!急ぎます!」
泊まっているホテルの温泉にクロノアさんが行っている間、俺たち(俺、しにがみ、トラゾー)は泊まっている部屋にケーキなどの準備をしているところだ。飾り付けは多分ダメだから…だからケーキを豪華にして…
『あっ、笑』
「ぁ…あ〜笑」
『お、おつかれっす…!』
「お、おつかれ〜」
……クロノアさんが思ったよりかえってきてしまったので、サプライズ大失敗ということで……何だこのやり取り。めっちゃ気まずい!!
『……せ、せ〜の!』
「「『クロノアさん、お誕生日おめでとう!!』」」
無理矢理に誕生日おめでとう、とクロノアさんへと伝える。気持ちが大事だから!気持ちがね!
「…ありがとう!みんな!笑…なんか、ちょっと…」
『…テイク二やります?』
「いやいやいやいやなんでよ笑もうこれで充分だよ!」
クロノアさんはそう言って、ケーキを置いているテーブルの近くの椅子へと座る。分かりやすく目を輝かせていて、失敗しても良かったと思えた。
『よし、電気消しましょ!』
「おっけ〜、俺電気消すわ!」
トラゾーが電気を消してくれて、しにがみくんはケーキのロウソクへとカチッと、火をつけてくれた。俺は何もしてない。
電気が消えて、暗くなり、あえて綺麗になるよう窓のカーテンを開けているから、数々の建物の光がとても良く見えて絶景だ。…そして、誕生日らしい雰囲気になったところで、俺たちは、
『まぁ…改めて、クロノアさん』
「お誕生日おめでとう!!」と言い、先程のちょっと気まずい雰囲気と比べて、賑やかになり、俺たちはこの夜を楽しんだ。
そしてホテルのバイキングに寝坊した。
作者です、こんにちは。
今回「この書き方、小説っぽいかな」と、思いこの書き方にさせてもらいました。
口調が違うので、誰が何を言っているのか分かりはするかな…っと思ったんですけど、少々分かりづらかったですかね…?
(やっぱ描写をもっと細かくしないとダメか…)
とりあえず、こんな雑で申し訳ありません。もうクロノアさんの誕生日終わってますし…めっちゃ遅れちゃいましたね…。
ということで、クロノアさん誕生日おめでとう回でした。さすがにこの回はバットエンドとか書きません!!!!
ここまで見て下さりありがとうございました!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。