第56話

アスフォート王国へ
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2026/05/27 08:53 更新
それからというもの、私は王宮に通い詰めでダンスの訓練を行った。
ロウ
足踏んでるっ!💢
あなた
ごめんなさいっ!
ロウ
ステップ違う!‪💢
あなた
えぇっ!?💦
壊滅的だったダンスは少しづつ形になっていった。
あなた
はぁ〜…
トウヤ
もうすぐですね
あなた
うん、魅惑の瞳か…
トウヤ
護衛、でしたよね?誰かに狙われているんでしょうか?
あなた
さぁ?そんなところじゃない?わざわざ護衛を頼むくらいだし
隣国アスフォートの騎士団は強さを掲げる騎士団で、確かに周辺諸国では一番の勢力と言える。
あなた
自分の騎士団では歯が立たないから頼ったんだろうね。余程厄介らしい
それに、舞踏会。

時期が時期だ。

狙った可能性もなくはない。
あなた
警戒に超したことはないし、トウヤも訓練に励んで。私も…うん、ダンス頑張るね
トウヤ
でしょうね、あなたの下の名前(カタカナ)はまずダンスと所作の練習が大事ですね。他国で壊滅的なものを見せる訳にはいきませんので
あなた
酷くない?
まぁ確かにそうなんだけど。

今はとにかくダンスの練習を重ねることが大事か。
あなた
…魅惑の瞳、誰でも虜にできる魔法か
ちらりとトウヤを見て。
トウヤ
…?
あなた
…うん、大丈夫!惚れても私気にしないから!
トウヤ
え、何の話?
あなた
大丈夫だって!アキナと二人で旅するからさ!
トウヤ
本当に何の話!?
わけが分からず慌て出すトウヤを他所に私はトウヤの手を握った。
あなた
ダンス付き合ってよっ!次こそロウ様をぎゃふんと言わせてやるんだからっ!
そうして、日は過ぎていく。

ようやく足を踏まなくなった頃、私は一足先に隣国アスフォートへ向かったのだった。
アスフォートに着くと城の前に一人の女の子が立っていた。
ナノ
来てくれると信じておりましたっ!
ふわりと香る甘い匂い、そして何よりその瞳。

瞬時に分かった、彼女がこの国の姫。

そして私が護衛する主人だと。
あなた
お初にお目にかかります、ミューストンから来ました。セル・ブライン・あなたの下の名前(カタカナ)です
ナノ
お父様から聞いています、とても優秀な冒険者兼ミューストンのお姫様だと!
手を引かれて城へ案内される。
ナノ
お父様ったら心配性なんですよ、別に護衛なんていらないのに
あなた
あはは、分かるかもです
私の父も結構心配性だし、なんて共感を覚える。
あなた
…そういえばお名前は?
ナノ
あっ、ほんとだわ!私としたことが
慌てたようにドレスの裾を持ち上げて軽く一礼する。
ナノ
アスフォート王国第一王女、ノーブル・アスフォート・ナノと申します

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