第4話

美影の思惑

400

2023/11/08 21:50

remon

監禁シーンが最後に入ります。
苦手な方は注意を。
多分次も入ります。

倒理side
そしてついにあの事件が起きた。

俺の首には深く一生残る傷痕がついた。


そして美影は俺たちの前から消えた,,,
そう思っていただけだった。

氷雨side

ドンッ！
と大きな音がしてゆっくり目を開けると、
美影がいた。

糸切美影

氷雨ってさぁ、倒理の事が好きだよね。
付き合って少ししたあとぐらいから。

片無氷雨

！？,,,

何で知って,,,

糸切美影

全部バレバレきみが事件の犯人だってことも、
全部。

ここから逃げようとしても壁に手を押さえつけられていて、
逃げれない。

糸切美影

ニコッ,,,もう倒理に会えないようにしてあげる。
氷雨は僕だけだから,,,

片無氷雨

へ,,,？

手を引かれて知らない部屋に連れてはいられる。

そしてすぐさま拘束をされる。

糸切美影

倒理とか,,,ここにたどり着けるのかな❤️

「クスッ」
と意味も分からず笑った美影に恐怖を覚えたのは、
このときだった。

ガチャっと音がして美影が部屋から出ていく。

片無氷雨

グズッ,,,やだっ,,,

ポロポロと涙が溢れてくる。

片無氷雨

,,,とぉりぃ,,,うがちぃ,,,
助けてっ,,,

ただただ誰も知らない部屋で、助けを求めるしかなかった。

糸切美影

倒理、氷雨の事助けれるといいね。
,,,君も氷雨が好きな事,,,僕は知ってるよ。

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第5話氷雨からの助け

フウキ❄️

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。