脳無 ちょっと頑張った 遅延ハロウィンごめんなさい
付き合ってるかどうかはお好みで。
2人でテレビを見ていた。
そんな毎日ある時間に突然、おんにが何か思い出したように「あっ!!」と言い、私の方へ勢いよく顔を向けた。
そしてこんな言葉を発した。
突然過ぎて驚きという感情が置いてかれて普通の反応をした。いや、…おんにはいつもこうだ。
そう思い直した瞬間、呆れという感情が脳内を埋める
頭をフル回転させてやっと理解した。
おんにが私の手を掴みカイロと共に恋人繋ぎをして自分のコートのポケットに突っ込む。
ポケットに突っ込んだままの手と手を離すこと無く、そのままスキップをするおんに。
それに連動するように腕が大きく上下する。
ちょっと痛い。
一瞬にこにこ笑顔のまま固まって、すぐにぷくーっと頬を膨らませるおんに。
可愛い。
寒さのせいか、鼻と頬が赤くなっているのがより一層可愛さを倍増させる。
コンビニに着いた瞬間ぱっと今までがっちり繋がれていた手がパッと離され自分の手には熱と寂しさだけが残る。
早く行きたいという思いが先立つようにキョトンとした顔だけをこちらに向けるおんに。
これ言ったら流石に意地悪が行きすぎかな。
でも面白そうだ。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。