身体を僕に預け、気絶してしまったあなたちゃん
虐めっ子たちはすっかり何処かへ行ってしまった
どうでもいいよね。あなたちゃんにそんなことする奴なんて。
『あは、』
酷いよね。あなたちゃんに意地悪なんて。
あなたちゃんは、何にもしてないっていうのに。
本当に最低だよね。彼奴等。
奴等には、それ相応の報いがないとね。
すー、すー、と規則正しい寝息をたてるあなたちゃん
嗚呼、
本当に何も知らない無垢な子だなぁ......♡
『僕が本当の、虐めの主犯者なのにね。』
裏であなたちゃんの嘘の噂を流したのも僕。
虐めの裏糸を引いていたのも僕。
全部、全部、僕が可笑しくした
君の学校生活を狂わせたのは、僕なんだよ。あなたちゃん
『責任くらい、追及したって恨まないでよ。』
僕をこうした責任を、今君に取って貰おうか。
僕は愛おしい彼女の唇を奪った。
まだこんなので、終われるワケ無いけどね。
『覚悟しなよ、あなたちゃん?♡』








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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!