第3話

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2023/09/12 22:39
そういうわけで、僕たちは澄野高校に向かって走り出した。


kj「はぁ、はぁ、、、」


あ〜〜よかった、なんとか着いた、、、!


?「無事着きましたね!お疲れ様です。大丈夫ですか?」


kj「あぁ、大丈夫やで!!ホンマにわざわざありがとぉな!!助かった!」


この子と出会っていなかったらどんなことになっていたのやら、、、


?「お兄さんのこと、助けられてよかったです!」


kj「あの、お名前、聞いてもいいですか?」


?「はい。目黒って言います。」


おお、結構珍しい苗字。かっこええなあ。苗字負けしとらんわ!


目黒「お兄さんも、伺ってもよろしいですか?」


kj「もちろん!向井康二って言います!!」


目黒「向井先輩ですね!よろしくお願いします!」


kj「こちらこそよろしくお願いします!」


目黒「わっ、先輩、時間ヤバいっす!」


kj「え、あと30秒?!ほな行ってくるわ!!

ありがとぉな、目黒くん!」


そう言って僕は校舎へと駆けて行った。
あーよかった!!ぎりぎり間に合ったわ〜


校内で担任の先生と合流して教室へ向かう。


なんだかんだでもう教室の前までやってきた。
ドア越しに中を見ると、みんな仲良くおしゃべりをしていた。

転入生はどんな子なのか話しとるんやろか、
めっちゃ盛り上がっとる。

あ〜、ますます緊張してきた、、、


先「さっき先生が言った通り、
 リラックスしてやってくれたらいいからね!じゃあ入るよ〜」

kj「 コクッ)) 」



ガラガラガラ


教室が一瞬にして静かになる。

クラスメイトの視線が、僕に向けられる。

あぁ、もう嫌や、この瞬間が一番緊張するっ!!




先「みんな、彼が噂の転校生だ!」
 
 ※特に噂は立っていない


え、何それ?!どんな噂?!怖いんやけど泣


先「新しいクラスメイトの名前は、、、」

“転校生が来た”という漫画やアニメのテンプレートのように、先生は僕の名前を書いていく。


ク「むか、、い、、、こ、う、、じ」


先「そう、彼の名前は、向井康二くんです!じゃあ、自己紹介お願いできる?」


kj「はい、、、」




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