第13話

人々の中を生きる妖怪
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2023/03/21 10:24 更新
久しぶりに、大地を踏みしめて歩いていく

ヨーロッパは抜けたが、吸血鬼の姿を見せることはない

人間に紛れて生きていくことに決めたからだ

レミリア
ここなら姿を偽って生きていけるはず....

パチュリー
煩わしい魔道具も無いし。
パチュリー
ただ...

フランドール
......

フランドールはレミリアの背中に隠れて、黙り込んでいる

フランドール
.....こわい。

フランドールはこの時4歳だった

吸血鬼の精神の成長は人間より早いとはいえ、恐怖をなくせるわけではない

というか、いくつであろうと、親が目の前で殺されるなんてことに恐怖を覚えないはずがない

レミリア
大丈夫よフラン。
レミリア
そんな人間達は私達で倒したでしょう?

パチュリー
そうよ、それに...
パチュリー
ここは、新しい土地。大丈夫。

その言葉を聞き、フランドールは安心した

安心して”握った手のひら”を開いた

”足元で砕けた石”の”目”を落とした

レミリア
フラン、能力を使っちゃだめ。

フランドールは無意識に能力を使っていたのだ

フランドール
...ごめんなさい。

パチュリー
...こんど能力をおさえる魔道具を作りましょう。

フランドールはあの日以来、能力の制御がうまくできなくなっていた

性格も、4歳児とは思えない程に暗く、狂ってきてしまっていた

レミリア
フラン、大丈夫だから。
レミリア
もう、大丈夫、私もパチェもいるからね。

フランドール
はい.....

こんな中でも、歩く以外することはない

連日、見慣れない土地を歩き続けて......








1年後.....

人々と上手くかかわりながら明の国につく

本当はインドまで行きたいところだが、そこではヨーロッパとのかかわりが強すぎる

だから、身を置くのは、この明の国になるだろう

そこの国に住む人間達には、レミリア達は紛れ込めるようになった

”人間達には”

???
......

気を扱う妖怪には紛れ込めないようだが

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