由良/ニグ side
誰かの呼ぶ声で目を覚ます。
未だはっきりしていない頭が状況整理を始めた。
と、そこでなにか違和感を感じ、自分の来ている服を見た。
そこで叫び声を挙げなかった私を盛大に褒めてあげたい。
私が着ていたのは、ツイステで式典のときに着るあのローブ。
しかも、今現在私は何故か棺桶の中に入っている。
と、そこで私はあることに気がついてしまい、先程私を起こしていた人物の方を見やる。
そこには_____
おーまいごっと
かの有名な____いやそこまで有名ではないか
ともかく、あのCV宮◯充の我らが学園長が何やら苛立った様子で立っていた。
何処に?
______ナイトレイブンカレッジに?
え??私魔法使えないよ????
そりゃ某ハリーがポッターしてる(?)本は好きで全巻読んでたし、何なら杖も持ってた。
けどそれと此れとは違うじゃんそもそも杖じゃなくてペンじゃん。無理じゃん(?
内心荒ぶっているのを知らないのんきな学園長は私を押すようにして闇の鏡の前に立たせた。
いや鏡に写ってる人微妙に元の姿と違うんだが。何故かオッドアイだし。
あれかぁ、、俗に言うトリップ補正ってやつか...と、内心うへぇと思いながらも、闇の鏡に向き直る。
名前......
ユラ・タカマチ?いやなんか違和感。
...いいや。そもそもここでしか使わない名前だろうし、響きだけで適当に決めよう....。
私は、前なにかの本で見かけた名前を思い出しながら口を開いた。
.....というか私女だしそもそも魔力のかけらもないぞ。監督生みたいに追い出されるのでは、??
あっなんかいけたらしい(
それで良いのかNRC
寮へと進む列の中、私___否、僕は、とある目標を掲げた
これは、
平和に飽きた私が
ただただ平穏を願う話______
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。