『 カナタ ー !! カ ー ナ ー タ ー !! 』
ガコンっと音がなり蛍光灯が一瞬点滅した .
どうやら元の電気に復旧したらしい .
良かったと安堵浸りながら
スイッチを off にして床に降りた .
安堵したのも束の間 ……
崩れた3人を受け止めることもできず 、
そのまま僕も巻き込まれてしまった …
ゆっくりと目を開けると
そこにはカートの顔があった .
【 簡易図 】
マックス (うつ伏せ) 上
カナタ ( 仰向け ) ↑
ハル ( うつ伏せ ) ↑
カート ( 仰向け ) 下
というかこの体制 、普通に恥ずかしいんだけど .
女子に見られたらどんな誤解をされるか
分かんないし …
一足遅かった …
騒々とする中に耳を済ませるとアカネちゃんの
手の中からミシミシ … という音が聞こえてくる .
想像しただけで怖すぎるっ !!
『 顔 』を握り潰されるなんて絶対嫌だ … !!
僕とカナタくんの声がやっと届いたのか
アカネちゃんは手の力を弱めた .
少しも気持ちの入っていないお世辞を
適当に投げるマックス .
アカネちゃんは怒りの籠った両手を離し 、
勢いよくカナタくんに抱きついた .
なんとな ~ く横に視線を向けると
もれなく全員ニヤついていた .
親バカ … いや総長バカと言った方が正しいかも … ((
それに気づいたカナタくんは何とも
言えない表情で怒りを訴えていたけれど 、
…… 怖さは微塵も感じなかった .
『 Even if you're a fool … 』end .











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!