第6話

…、?
166
2024/03/22 06:30







結局、仮面は私の手元にある。










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じゃーね?^^仮面、ちゃんと付けるんだよ??^^





(なまえ)
あなた
…はい。さようなら、。









あれから、家まで結局仮面を付けずに持って帰ってきた。
















本当に、もらってよかったんだろうか、、、

















部屋に戻り、仮面をじっくりとみた。






(なまえ)
あなた
やっぱり、すごく綺麗、、。





白色がベース。

















その上にゴールドの模様がキラキラと輝いている。
















鏡の前に立つ地味な制服を着た自分。

















たしか、あの人は仮面を被れば世界が変わる。だなんて言ってたな、、

















本当に、変われる、?

















毎日が、少しでも楽しくなる、?

















でも、私のことを縛るような人の作った仮面で、

















世界が変わるだなんて言われても、全部を信じることは出来なかった。










(なまえ)
あなた
もう少し、後に付けよう、。






結局そうなった。

















まだ信じない。

















あれから、数日。


















仮面を、やっぱり返そうと思った。

















学校終わりに、この前の仮面屋の場所へむかった。







(なまえ)
あなた
やっぱり勇気が出ません。返します、、。





何度も言う練習をした。

















そうじゃないと、あの人に質問責めにされちゃうじゃん、、
きっぱり断らないとっ、!
















たくさん練習し、あの細いみちへむかった。

















でも、仮面屋の姿はなかった。


















跡形もなく消えていた。








(なまえ)
あなた
何で…、?




確かにここにあったはずなのに。

















古いレコード店になっていた。

















私がみたあのお店は、なに、?

















私は仮面をどうすることも出来ず、

















また持ったまま家に帰った。













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