第111話

110話
981
2023/09/21 15:38 更新
三池
仙石さん…さっきの人たちって一体…
仙石の兄貴
見たら…わか…るさ…


数分後…


あなた
仙石の兄貴!!
久我の兄貴
向こうに居るのは…まさか緋田!?
仙石の兄貴
ああ…俺たちの…仲間を踏み躙った奴…殺しといたわ…
仙石の兄貴
あなた…の…腕の仇もな…
あなた
私の腕はくっつきました!!それより治療です!!
あなた
なんで私を呼んでくれなかったんですか!!なんで久我の兄貴なんですか!!


私は仙石の兄貴の治療を始めた


仙石の兄貴
その力…あんま使うのよくねぇんだろ?
あなた
だからって命の危機が迫ってる時までそんなことで…!!


など…私達が口論している時…



三池
あ、あの…あなたも京極組の方でしょうか…?
久我の兄貴
ん?ああ、仙石の兄貴から話は聞いてるよ
久我の兄貴
俺は京極組の久我虎徹だ、よろしく
三池
く…久我って…!京極組の天才の…!?
久我の兄貴
ああそうだ、周りからはそう呼ばれてる
三池
それで仙石さんを治している…?あの人は…
久我の兄貴
朝霧あなた、京極組の若い衆だ
久我の兄貴
若すぎるがな…
三池
へぇ…おいくつなんでしょう…?
久我の兄貴
17だ
三池
未成年!?
三池
それによく考えたら…あの治癒能力ってまさか…!
久我の兄貴
お、やっと気づいたみたいだな
久我の兄貴
アイツの通り名は"時空術のホタル"
久我の兄貴
京極組の主戦力として、更に闇医者を手伝っている
三池
そんな凄い人たちに一日でこんなに会えるなんて…!
久我の兄貴
仙石の兄貴がお前のこと、「いいヤツだ」って言ってたぞ
三池
でも…まさか後輩だと思ってた人があの仙石さんだなんて…
三池
それに…朝霧さん…でしたっけ、あんな綺麗な人見たこと無いですよ…
三池
彼女はいつも京極組に居るんですか?
久我の兄貴
ああ…たまに天羽組とかその他諸々行ってるがな
久我の兄貴
それと、アイツのこと名字で呼ばないでくれ
三池
え、はい…でもなんで…?
久我の兄貴
過去に色々あったんだよ
久我の兄貴
俺も多くは知らんが…
あなた
終わりましたよ!
久我の兄貴
おう、おつかれさん
仙石の兄貴
は~、命拾ったわ〜
久我の兄貴
ひとまず事務所に帰るか
あなた
そうですね!
あなた
…守若くん帰ってきてるといいな
仙石の兄貴
そういえばその右足のミサンガいつ作ったんだ?



仙石の兄貴があなたに聞く



俺はあなたの足元へ視線を動かす


すると確かに付いている白と黒の糸で編まれたミサンガ


あなた
最近作ったんです
あなた
久我の兄貴とのリハビリ中に暇つぶしがてら
久我の兄貴
へぇ〜、なんか願いでもあんのか?
あなた
特に願いはないんですけど…ちょっとお揃いになりたいなって…
久我の兄貴
お揃い…?
仙石の兄貴
ウチの組にミサンガつけてる奴なんて居たか…?
あなた
まあ帰りましょうよ…私まだ全快してないんですけど…
久我の兄貴
ああ…そうだな
あなた
それに、帰ったらお揃いの意味分かるかもしれませんよ?


謎の発言…



俺たちはよくわからないまま組へ帰った





事務所の扉を開けるとそこには…



久我の兄貴
あっ、守若の兄貴
久我の兄貴
張り込みお疲れ様でした
あなた
守若くん久しぶり!
守若冬史郎
え…あなたちゃん…?
あなた
はいはい、感動の再会シーンは後でいくらでも付き合ってあげるから!
あなた
久我の兄貴、仙石の兄貴、こういうことです!


私は守若くんを立たせて、その横に立った


あなた
お揃いです!
守若冬史郎
ん〜?
守若冬史郎
あっ!あなたちゃんそれいつ作ったの?
あなた
つい最近だよ
あなた
お揃いっぽくなるかな〜って思ってさ!
守若冬史郎
お揃い……?
守若冬史郎
あっ!そういうことかぁ!
久我の兄貴
あ〜…なんとなく分かったわ



そう、私がつけているミサンガは、守若くんの右足にあるタトゥーを真似て作った物



守若冬史郎
お揃いだぁ〜!


心底嬉しそうな守若くん


そしていつものように私に抱きついてくる


守若冬史郎
ッ…!///


しかし何故かすぐに離れられてしまった


あなた
守若くん…?
あなた
どうしたの…?顔赤いけど大丈夫?


私が近づくと、守若くんは距離を取ってしまう


あなた
えっ…私何かしちゃった…?
久我の兄貴
あー…
久我の兄貴
守若の兄貴ちょっと佐古と話したいことがあるみたいだから向こう行っとこう
あなた
え…そうなんですか…?


そのまま私は別の部屋に連れ込まれた


守若冬史郎
佐古ぉ…あなたちゃんに触れるとドキドキしちゃう…
守若冬史郎
やっぱりこれって"好き"ってことなのかなぁ…
佐古大和
え、そうなんじゃないんですか…?
佐古大和
俺はてっきり兄貴はずっと前からあなたちゃんのこと好きだと思ってました
守若冬史郎
どうしよう…体熱い…
佐古大和
顔真っ赤ですよ?水でも飲みますか?
守若冬史郎
うん…
守若冬史郎
どうしよう…あなたちゃんの顔見れないかも…
佐古大和
兄貴…あなたちゃんと恋人になりたいと思いますか?
守若冬史郎
それは………そうだけど
佐古大和
俺がお手伝いして差し上げましょう!
守若冬史郎
佐古が…?
佐古大和
そんな疑いの目を向けないでくださいぃぃ!!!!


そして、守若の兄貴と佐古による



あなたへのアプローチ作戦が始まったのであった



プリ小説オーディオドラマ