好きだっていって信じてくれたユンギオッパの胸を押しのけて宿舎から出た。
ユンギオッパはアイドル、ARMYとメンバー想いの優しい人。
だからこそ私みたいな人とはいてはいけなかった
別にBIG HITを離れるわけじゃない。
宿舎を出て少し距離ができる、ただそれだけ。
BIG HITのスタッフさんはあんな騒ぎが起きてきっと私のことも耳に入ってるはず
それでも優しくしてくださって
私の作った料理をおいしいおいしいって食べてくれる。
嫌な人だっているだろうに。
会社にご飯を届けに行ったら、練習室でレッスンをしてるメンバー
私に嫌がらせをしてくるメイクヌナたちもいた。
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練習室から出てきたジョングクさん
謝るって何を?
友情?愛情?なんだっけそれ
人の感情なんて所詮脆くて弱い
貴方はつい最近まで私に好きって言ってた人だよ
笑えてくる
私の中の何かがプチッと切れた気がして
止まらない、言ったらどうなるかなんて想像もしたくないのに 止まらないんだ
私の声が聞こえたのか、練習室から出てくるメンバー
マネージャーに社長




















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。