あんなに明るかった彼女がこんなに変わって
しまうとはだれが予想しただろうか
神様も故意で変えてしまったのか
それとも神様も知らない間に変わってしまったのか
誰にも正解はわからない。もちろん、俺にも。
彼女は次第に学校に来なくなった。
上履きが下駄箱に一足だけ置かれている。
先生が欠席者の名前を呼ぶときにいつも呼んでいる。
その靴を見るだけで、名前を聞くだけで心が苦しくなる。
今は新しい友達もできて、放課後に遊んで、
昔の俺からでは考えられないような
日々を過ごしている
彼女との関係も、全く変わっていない。でも
手を差し伸べてくれた君は前の俺のようになってしまった
今度は俺が、君に手を差し伸べる番だ












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!