あなたの下の名前side
いくらなんでもやりすぎた
一時の衝動に身を任せては行けないってあれほど言い聞かせてたはずなのに...
でも、なぜさっきは「俺はアゼルネだ」という思考で埋め尽くされたのだろうか
自分でもよく分からない
ただひとつ分かるとすれば
「これをしてしまったからには、俺はどんな時でもアゼルネで在らなければいけない」という事だ
さっきは咄嗟にアゼルネになってしまったけど、ある意味これは正しい選択なのかもしれない
というか元々、"私"であることは許されないはずだったのに
これ以上誰にも迷惑をかけずにするのならば
このまま"俺"を押し殺し、死ぬ時は誰にもバレずにひっそりと逝くことを厳守しなければ
なぜなら
俺は"特別"だから
コンタミside〜
少しキツく言いすぎてしまった
スマさんだってきっと分かっているのだろうに
でも今の俺には抑えられる気がしなかった
自分の意思関係なく、どんどん悪逆非道な言葉が溢れ出していく
俺自身もどうかしているようだ
おかしい













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!