その後も再発する事なく仕事を
ずっと続けていたのだが
すぐそこに死は近づいていた
10月15日
涼介はいつも通り仕事をしていた
だが皆で雑誌のインタビューの際
急に倒れてしまったのだ
倒れた時にはもう意識がなく
救急車を呼んだ
いつもの病院に運んでもらい
意識が戻ってから色々検査を行った
医師から告げられたのは
医師)再発しています
涼介)……
医師)おそらくもって一ヶ月
知念)何か治す方法はないのですか?
医師)あまりにも大きくなり過ぎて方法はありません
涼介)わかりました。
八乙女)お前、なんでそんなに冷静なんだよ
涼介)自分の命の事は自分が一番わかってるから
医師)できる限りの事はさせていただきます
涼介)お願いします。
その後、涼介は家族にその事を伝えた
家族の皆さんは泣き崩れていた
会社の方にも伝えた。嘘かと最初思われたけど
本当だとわかって言葉がでない状態だった
その時涼介が言った
涼介)会見をさせて下さい。僕の口から伝えたいです
ジャニーさん)わかったよ
そして、会見を開きその事も伝えた
記者の皆さんもあ然としていた
だけど涼介の真剣な顔に本当だと信じたのだ
テレビではその事で大騒ぎしていた
先輩達も後輩達も本当に信じられなかった
だっていつもいた山田涼介がいなくなると
話しているのだから
そして
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。