裕太)それでは、契約を始めよう
優希)け、契約?何それ?そんなのも必要なの?
裕太)当たり前だ。まずは、紙に大きな星と俺達の世界で契約の時に使われる文字を書いてこれで完成だ。ここに手を置いて暮れ
優希)うん。分かった…(紙に手を置く
裕太)次にお前の手に俺が乗るからじっとしてろよ
優希)う、うん。
ーー裕太が乗ると紙が明るく紫に光り出すーー
裕太)よし、これで…
コノユキトイウニンゲンニチカラヲヤドセ キセキヨヒカリヨケイヤクヲカイシセヨ
ーー大きく明るく光り出すーー
優希)うわぁーー!
裕太)これで、終わりだ。契約完了だな。
優希)あれ?紙は?どこって、これは何?時計?
裕太)それはだな………
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。