第26話

家庭訪問?
197
2017/11/24 14:22
???
ピンポーン
零来
はーい
???
ガチャ
降谷先生
よお
零来
あがって
降谷先生
お邪魔しまーす
降谷先生
親御さんいる?
零来
今はいない。買い物行ってる
降谷先生
、、、
降谷先生
あのさ、、、怒ってる?
零来
別に?
私の部屋に案内する
零来
勝手に座ってて。飲み物持ってくる
降谷先生
零来
名前を呼ばれて後ろから抱きしめられて、、、
零来
ちょっ、まっ、だめ
降谷先生
誰かがなにかを我慢しなくちゃいけないんだよ。ゴメン
零来
わかってる。わかってるしっ!
奏絵)肩が小刻みに上下している。、、、泣いて、、、る?
普通は先生と生徒が恋愛なんて許されない恋。親はきっと「生徒を誘惑した」「生徒に色目使った」「未成年に手を出した」って訴えたりするかもしれない。
零来
降谷先生はこの仕事にやりがいを感じているし、私の勝手で仕事を辞めさせるなんてできない。
零来
そんなことさせられないよ、、、
降谷先生
えっ?
零来
だから!
勢いで振り向くと顔のすぐそばには降谷先生の顔があった
零来
あっ////
零来
ゴメンっ
とっさに後ずさる
降谷先生
待てよ
痛いほどしっかりと腕をつかまれた。まるで、お前のことは離さない。とでも言うように。
堪えてた涙が溢れてくる。
降谷先生のことは大好き。でも、先生と生徒という立場が私達の邪魔をする。
身内がいる学校では働けないように、、、簡単に言うと社内恋愛禁止。みたいなもののように。
愛し合うことに制限をかけられている。
まるで、そう、ロミオとジュリエットのように。
身分違いのシンデレラ。意地悪な魔女(継母)がいる白雪姫。人魚のアリエル。野獣の王子に捕まってしまったベル。、、、あれ?恋にそーゆーのは付き物なのかな?
わかんないよ
降谷先生
零来は、、、
降谷先生
零来は零来なりに色々考えてるのはわかってる。
零来
うん、、、
ぎゅっ
抱きしめられて、、、大人の包容力で私は安心しきってしまい、体に力が入らない。
降谷先生
零来の親と話してみてからまた考えよ?
零来
うん
お互いの顔を見つめて、、、
私の頬に降谷先生の手が触れる
零来
降谷先生の手、おっきくて、温かくて好きぃ~
奏絵)なにその顔っ!可愛すぎなんだけど!
零来の顔は、とろーんとしている
降谷先生
あのさ、心の準備、、、まだ?
零来
ふぇっ!?
降谷先生
零来の全部ほしい。
降谷先生
心も体も、、、
バタン、ボフッ
零来
きゃっ!
そして、ベッドに押し倒されてしまった

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