あれから先程の女性を送り終わり、なんだかんだ彼の任務?とやらに付き合いながら聞くことになった。
剣士は驚いた顔をする。さっきまで無表情だったのに驚いてるものだから私も焦って間を置かないで言う。
すると剣士は気難しそうに言う。
私は悟った。
霊夢が人喰い鬼に確実と言っていいほどなっていること。
先程幻想郷に侵入した一人の男は鬼舞辻無惨だということ。
霊夢が死なないのは鬼にされたからということ。
博麗の巫女が妖怪化なんてことあってはならない。
二度といつもの生活には戻れないかもしれないということを________私は青ざめた。
私にとって化け物が周りにいるのは日常。
だが幻想郷に霊夢は受け入れられない。
その答えは明白だった。
もしも事例があればと思い聞いた。
淡い希望だった。
もし人を喰って無ければ殺さなくて済むそう思った。
まだまだ霊夢を殺すなんて覚悟はできなかった。
だが此処で立ち止まる訳にはいかなかった。
剣士はぽかんとした顔をする。
何言ってるんだっと言いたげな顔だった。その時だった。
二人が話す間に鬼が乱入した。
本当はこの剣士相手に弾幕ごっこをして、
証明するつもりだったが実物の鬼がいる。
都合がいい為この鬼相手に実力を証明することにした。
私は鬼に向けていつもの弾幕ごっこで使う程度の威力のマスタースパークを放った。結果鬼に見事命中。
だが威力は一般の人間が当たり、運が悪ければ死ぬ程度。目の前にいる人外が死ぬはずがなかった。
そんな言葉お構い無しに私は星弾を鬼の頭上に当てる。
頭ということもあって鬼は気絶した。
そう言い剣士は鬼の首を刀で絶つ。
その言葉に剣士は頭を抱えた。
そんなに変なことを言っただろうか。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。