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第1話

第一、二章 願う日常そして敗北
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2022/12/20 06:00
⚠注意⚠

幻想郷の闇描写あり、、食人描写あり、闇堕ち、死亡キャラ多数、クロスオーバー作品、過去描写あり、二次創作作品です。

※キャラへの批判は固くお断りします。
































魔理沙side
霧雨魔理沙
『よう霊夢、遊びに来たぜ!』
博麗霊夢
「あら、いらっしゃい魔理沙。また来たの?」
私がそう述べた途端いつものように霊夢が私の方を見て言う。その表情はどこか楽しそうで私は思わず微笑んでしまった。
霧雨魔理沙
『此処に来る以外することないしいいだろ?』
博麗霊夢
「はあ〜、、全く魔理沙は…まあ私も暇だったしいいけど」
霧雨魔理沙
『全く霊夢は素直じゃないな。それじゃしようぜ!弾幕ごっこ!!』
博麗霊夢
「いいけど負けても慰めないわよ?」
霧雨魔理沙
『いらないぜ、なんせ今日こそ勝つからな!』
こうやって私たちはいつものように話して遊んだ。









結果弾幕ごっこには今日も負けたがこの日常はどこか楽し可笑しく癖になる。この日常がどこまでもずっと続けばいいのに、何度もそう思った。









最初は魔法に憧れを持ち博麗の巫女である霊夢を目標にしたことから始まったこの関係だ。













なにかの運命だったのだろう。


























あれから夕日も暮れ、私は家に帰った。

これからいつも通り魔法の研究をするつもりだ。








早速始めようとしたときだった。






















博麗神社の方向から炎の柱が見えた。
霧雨魔理沙
『なんだあの炎……』
秋や冬なら落ち葉で火を起こしたのだろうと思い気にも止めなかったであろう。だが今は夏。








それに何故かとても騒々しい胸騒ぎがした。









その途端神社の屋根の破片であろう。



私の家からでも見えるような物体が宙を舞った。私は居てもたっても居られなくなり箒に乗り家を飛び出し博麗神社に向かった。
in博麗神社
霧雨魔理沙
『霊夢!無事か!』
私は神社に着くや否や叫んだ。






神社は半壊し、炎に包まれている。




煙で最初はよく見えなかったが、私は水の魔法で炎を吹き飛ばしやがて倒れた霊夢と姿は20代の男性、六つ目の大男がいた。









そいつらの気配は今まで見たことの無い気配。



新手の妖怪だろうか。
霧雨魔理沙
『お前ら何が目的でこんなこ…』
そう言いかけた時であった、六つ目の大男が私の背後に立っており異形の刀を私の首の位置の前にそっとそえる。
黒死牟
「……動けば斬る」
低く威圧的な声でそう述べた。

依姫以来であろう、こんなに命の危機を感じたのは…
もし動けば本当に斬るつもりだ。肌でそう感じた。

どうすればこの状況を打開できる…!


だが状況は絶望的。


幻想郷最強である霊夢が倒されたのだ。

私がどうにかできる筈がない。

だが諦めるなんて出来ないそう思ったときもう1人の男が呟いた。
鬼舞辻無惨
「貴様、博麗の巫女の友達か何かか?
霧雨魔理沙
『だったらなんだ、お前らの目的はなんだ。』
鬼舞辻無惨
「それを貴様に教える義理はない。まあいい、博麗の巫女は手に入った。此処にもう用はない。」
そう言った瞬間奴は霊夢の額に指を刺し、*何か*を入れた。
   
博麗霊夢
「グッッ…!!」
霧雨魔理沙
『霊夢に何しやがった!』
鬼舞辻無惨
「なに、死にはせん。鳴女、」
博麗霊夢
「魔……理……沙」
ベベン

その場に琵琶の音が響き終わる頃には私以外は消えていた。
霧雨魔理沙
『クソ!…なんでこんなことに。』
アイツが言うには霊夢は死なない。
だが霊夢が無事とは限らない。
一刻も早く探し出さなくては…まずは家に帰って道具の準備をして万全の状態で挑もう。そう考えその場を後にしようとしているところだった。

不気味な音と共に見慣れたスキマが開いた。
「あなた、宛も無く探すつもり?」
八雲紫
「あなた、宛も無く探すつもり?」
霧雨魔理沙
『紫!お前今まで何して!それしかないだろ!それとも何か知ってるのか?』
八雲紫
「私はあの侵入者のせいで不安定になった結界を修復していたのよ。ええ勿論、アイツらは外の世界に居る。」
霧雨魔理沙
『幻想郷中を探してもダメって事か。他は何か知ってるか?』
八雲紫
「いいえ、、これ以外は何も…」
霧雨魔理沙
『分かった、充分だ。紫、私を外の世界に送ってくれ。』
八雲紫
「そのつもりでここに来たもの。勿論ですわ。頼んだわよ、私は結界のことがあるから離れられない。あなたにしか頼めない…霊夢を助け出して。そして…必ず、この異変を解決して」
その言葉は悲しんでいるというより何処か冷徹だった。

相変わらず気に入らない奴だ…。

霊夢を心配していると言うよりそれは…
◆◆◆□◆◆□◆◆□□□◆◆□□□□□□□…
だから怒りを少し覚えた。














その一言を最後に私は外の世界に送られた。
第一章、二章閲覧頂き有難う御座いました。
気に入って下さればいいねブックマーク、コメントお願いします。この作品では容赦なく色んなところを書き出して行こうと思うので自己責任でご視聴ください。

投稿スペースは3日に1度を予定しています。ではまた次回もゆっくり見ていってね!!

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