⚠注意⚠
幻想郷の闇描写あり、、食人描写あり、闇堕ち、死亡キャラ多数、クロスオーバー作品、過去描写あり、二次創作作品です。
※キャラへの批判は固くお断りします。
魔理沙side
私がそう述べた途端いつものように霊夢が私の方を見て言う。その表情はどこか楽しそうで私は思わず微笑んでしまった。
こうやって私たちはいつものように話して遊んだ。
結果弾幕ごっこには今日も負けたがこの日常はどこか楽し可笑しく癖になる。この日常がどこまでもずっと続けばいいのに、何度もそう思った。
最初は魔法に憧れを持ち博麗の巫女である霊夢を目標にしたことから始まったこの関係だ。
なにかの運命だったのだろう。
あれから夕日も暮れ、私は家に帰った。
これからいつも通り魔法の研究をするつもりだ。
早速始めようとしたときだった。
博麗神社の方向から炎の柱が見えた。
秋や冬なら落ち葉で火を起こしたのだろうと思い気にも止めなかったであろう。だが今は夏。
それに何故かとても騒々しい胸騒ぎがした。
その途端神社の屋根の破片であろう。
私の家からでも見えるような物体が宙を舞った。私は居てもたっても居られなくなり箒に乗り家を飛び出し博麗神社に向かった。
in博麗神社
私は神社に着くや否や叫んだ。
神社は半壊し、炎に包まれている。
煙で最初はよく見えなかったが、私は水の魔法で炎を吹き飛ばしやがて倒れた霊夢と姿は20代の男性、六つ目の大男がいた。
そいつらの気配は今まで見たことの無い気配。
新手の妖怪だろうか。
そう言いかけた時であった、六つ目の大男が私の背後に立っており異形の刀を私の首の位置の前にそっとそえる。
低く威圧的な声でそう述べた。
依姫以来であろう、こんなに命の危機を感じたのは…
もし動けば本当に斬るつもりだ。肌でそう感じた。
どうすればこの状況を打開できる…!
だが状況は絶望的。
幻想郷最強である霊夢が倒されたのだ。
私がどうにかできる筈がない。
だが諦めるなんて出来ないそう思ったときもう1人の男が呟いた。
そう言った瞬間奴は霊夢の額に指を刺し、*何か*を入れた。
ベベン
その場に琵琶の音が響き終わる頃には私以外は消えていた。
アイツが言うには霊夢は死なない。
だが霊夢が無事とは限らない。
一刻も早く探し出さなくては…まずは家に帰って道具の準備をして万全の状態で挑もう。そう考えその場を後にしようとしているところだった。
不気味な音と共に見慣れたスキマが開いた。
「あなた、宛も無く探すつもり?」
その言葉は悲しんでいるというより何処か冷徹だった。
相変わらず気に入らない奴だ…。
霊夢を心配していると言うよりそれは…
◆◆◆□◆◆□◆◆□□□◆◆□□□□□□□…
だから怒りを少し覚えた。
その一言を最後に私は外の世界に送られた。
第一章、二章閲覧頂き有難う御座いました。
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投稿スペースは3日に1度を予定しています。ではまた次回もゆっくり見ていってね!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。