私の名前はあなた
今日からＹ高校に通うピッカピカの高校1年生。

この高校を選んだ理由は、
親友の 星野あいり と一緒の高校に
行きたかったのと制服が可愛かったから♡
って理由で偏差値52のこの高校に
なんとか入れた。

あいりとは残念ながら違うクラス。
私が2組であいりは１組。
担任の先生は20代くらいの三上先生。ノリが良さそうな先生かな(笑)

隣の席は静かそうな男の子かな...

１時間目は自己紹介をした。

「えぇーっと河野あなたです！気軽にあなたって呼んでください！
 好きなことは読書と音楽を聴くことで得意な教科は美術と英語、
 頑張りたいことは部活と恋愛です！よろしくお願いします。」

若干の笑いと盛大な拍手。

私の次は隣の席の静かそうな男の子。
「中島優飛(なかじまゆうひ)です。
 得意な教科は体育で、
 部活は野球部に入ろうと思ってます。
 頑張りたいことは英語と数学です。
 よろしくお願いします。」

（静かそうだけど野球好きなんだなぁー)

みんな次々と自己紹介をして１時間目は終わり。
２、３時間目は教科書とか手紙類が配られて今日は
終わった。

帰りの電車ではあいりと１時間目の報告会だ。
(もちろん声のボリュームは小さめに）

(あいり)隣の席の男子だれ？？

(あなた)えーっと、中島優飛くん。
       静かそうだったけど野球男子だってー！

(あいり)彼氏にしちゃいな！そーゆーのは早めに、ね！
       あっ、そうだあなた！部活どーする？
(あなた)うーん...私は家庭科部入ろっかなーって
       思ってるけど、あいりは？
(あいり)私絶対バスケ部入る！
       イケメン勢揃いだもんね😍...
とかなんとかくだらない話で盛り上がった。

家に帰ると部屋のベッド直行。
夜は彼氏欲しいなぁーとか考えていたら寝てしまった