第7話

第6話「善と悪」
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2024/08/14 01:00 更新
おんりー
善と悪って、なんなんでしょうね。
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~おらふくん side~
そういうおんりーの目は、遠くを見つめてた。
僕たちよりも、はるか遠くを、昔を、未来を、見ているように
おらふくん
…おんりーは、なんだと思うの?
おらふくん
善と悪って。
おんりー
…俺は…
おんりー
……世界になくてはならないもの…、とかですかね。
ぼんじゅうる
それは…、どういうこと、?
おんりー
…そのままですよ。
おんりー
被害者と加害者……
おんりー
一見、加害者が悪で、被害者が善になります。
おんりー
しかし、被害者が先に加害者に何かした、とも考えられます。
おおはらMEN
……そうしても…、罪の重い方が…、悪になる…。
おんりー
その通りです。
おんりー
どちらも同じですけどね。
おんりー
…勇者と魔王……。
ドズル
…!
おんりー
昔、こんな話がありました。
おんりー
魔王はとても優しく、とても慈悲深い。
勇者はとても野蛮で、とても強欲だった。
おんりー
魔王は何もしていないのに悪と決めつけられ、その勇者に…殺される。
おんりー
皆さんは、どちらが悪だと思いますか?
これは…本当の話なのかな、?
777年前…魔王が討伐されたと聞いたけど。
それまでに何かの被害はなかったって、家の書物に書いてあったし……
ドズル
それって、本当の話?
おんりー
…どうでしょうね。
ぼんじゅうる
わからないのか、?
おんりー
御伽噺なんてそんなもんですよ。
おらふくん
…それ、本当の話やろ、?
おんりー
……
おおはらMEN
…たしかに、俺も聞いたことはある。
おおはらMEN
昔、魔王は何もしていなかったのに討伐された…と、
おおはらMEN
勇者は「先に何かが起こるから殺した」と、予知していたような発言をしたけど…。
おんりー
何も…、しないよ……。
ドズル
…おんりー、ここじゃなくて生徒会室で話そう。
ドズル
ここだとみんなも見ているし。
おんりー
…分かりました。
そして僕らは、生徒会室へ向かった。


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~生徒会室~
ドズル
……さっきの話の続き。
おらふくん
…おんりー、さっき…何もしないって言ったやろ?
おおはらMEN
その魔王が…ほんとに何もしないなんて言えるのか?
おんりー
言えますよ。
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~おんりー side~
俺がまだ小さい時、俺の周りの人が次々に死に、俺は"忌み子"と呼ばれ、嫌われていました。
モブ
忌み子めが!!私の子に近づかないで!!
モブ
あんな子を産んだならしっかり責任取りなさいよね。
そんなことを、毎日言われていました。
しかし、ある時…
モンスター
ガルルルル
村に、オオカミのモンスターが現れました。
モブ
きゃーー!!
モブ
忌み子が呼んだのね、!?
そんなことを言われつつ、俺は何もせず、じっと見ていました。
そして、全員殺され…自分だけが残り、自分もまさに殺される…と思った瞬間に、彼が来たんです。
魔王
…くそ、全滅か……。
先代魔王様は、口は悪い方でしたが、とても優しいお方でした。
魔王
ん?お前…名前は?
おんりー
…お、おんりー……、、。
魔王
いい名前だな!
魔王
お前の母さんと父さんが一生懸命つけてくれた名前だ!
大事にしろよ!
おんりー
…お父さんと…お母さんは…死にました…。
魔王
おっと、そりゃわりぃな。
おんりー
……。
魔王
闇魔法……持ってんのか。
おんりー
…は、はい。
魔王
俺もなんだ。
おんりー
……え、?
おんりー
ま、魔王…ってこと、?
魔王
ああ、そうだ。
魔王
身寄りも無さそうだし…俺んとこ来るか?
魔王さまは俺に、優しくしてくれました。
闇魔法の使い方、他の魔法の使い方も教えてくれました。
ただ、そんなことは長く続かず。
おんりー
…魔王さま…?
魔王
隠れてろ!
緊迫した声に、俺は驚いて隠れて様子を見ていました。
勇者
…魔王…、俺の評価のために、死んでくれ!!
魔王さまはその時、倒されました。
勇者に対する怒りが、闇の気となり、身体中を駆け巡るのがわかりました。
ただ、怒ることは時間の無駄、と魔王が言っていたから…俺の怒りもそれほど長くは続きませんでした。
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おんりー
俺にとって、魔王さまは善で、勇者が悪です。
おんりー
ただ、皆さんはそう思ってないですよね。
おんりー
何もしていないのに悪だと決めつけられ、善を名乗る悪に排除される。
おんりー
おかしいですよね、こんな話。
ドズル
……
おおはらMEN
確かに、世間体から見ても、なんも知らん人からしたら…
おらふくん
魔王が悪いって…なるよね、、。
おんりー
…俺はもう学園に居られないと思うので、ここを去ります。
ドズル
…なんで、?
おんりー
その方が、都合がいいからですよ。
おんりー
みなさんも、魔王と一緒にいたいとは思わないでしょ?
おんりー
だから俺は…
ぼんじゅうる
だめだよ、おんりーチャンも一緒にここに残らなきゃ。
おんりー
……どうして、?
ぼんじゅうる
…理由は無い!
ぼんじゅうる
ただ、俺がおんりーチャンと居たいだけ。
おんりー
…なんですか、それ…。
おんりー
……残りますよ。
おんりー
生徒会が言うなら…仕方ありませんよ。
おらふくん
やった!ありがと!
おんりー
……いえ、
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~お知らせ~


こんにちは!作者です!


あまりにもおんりーチャンが強くなってしまうので、


洗脳魔法も弱いということにします!


突然の変更になってしまい、すみません!


これからも、この小説をよろしくお願いいたします!
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