第6話

第5話「 " 闇の魔竜 " VS " 元最恐の魔王様 " 」
822
2024/08/13 01:00 更新
闇の魔竜
我こそが漆黒の龍。
闇の魔竜
闇の魔竜様だ。
闇の魔竜
人間どもよ。
闇の魔竜
我の前にひれ伏すが良い!
ドズル
まて!
ぼんじゅうる
お前が闇の魔竜だな!?
おらふくん
ここにいる人らは誰も傷つけさせんで!
おおはらMEN
俺らの魔法相手になってくださいねぇ?
無理だ。
魔力量100万程度じゃ。
闇の魔竜
ふん!最初の相手は貴様らか!!
魔竜は翼で4人を吹き飛ばす。
ドズル
うわっ!?
ぼんじゅうる
ぐっ!
おらふくん
みんな!ぅっ!
おおはらMEN
くっ、、
闇の魔竜
じゃあ、生気いただきまぁす。
勇者との約束を果たすため、俺は前に出る。
おんりー
待ってください。
ドズル
おんりー!?
ぼんじゅうる
だめだ!お前は勝てっこない!!
おらふくん
おんりー!死にに行かないで!!
おおはらMEN
やめろ!おんりー!
闇の魔竜
ほう?まずは魔力量1万のお前から喰ってやるとするか。
魔竜は俺に手を伸ばす。
ただ、その手は無意味に弾き飛ばされる。
おんりー
 " 闇の魔竜 " 、あなたは光魔法は使えますか?
闇の魔竜
…使えるわけ……
おんりー
…なら良かった。
闇の魔竜
は?
おんりー
自分、光魔法が弱点で。
おんりー
それ以外弱点ないんですよ。
闇の魔竜
……はぁ!?
ドズル
おんりー!戻ってきて!!
おおはらMEN
戻ってこないと…死ぬぞ!!
おんりー
…俺は
おんりー
……俺は死ぬためにここにいるわけじゃない。
おんりー
みんなを助けるためにここにいるんだ。
ぼんじゅうる
……?おんりーチャン?
おらふくん
おん、りー?
闇の魔竜
魔力量1万のくせして…!!
おんりー
……俺は一言も…魔力量1万なんて言ってないですよ?
闇の魔竜
…は?
おんりー
……
俺はふわっと浮く。
そして、魔竜の隣へいき、魔竜にしか聞こえない声でいう。
おんりー
闇魔法:MOB操作-対象: " 闇の魔竜 " -内容「自害しろ」
闇の魔竜
ぐっ、、きさ、まぁ!!
闇の魔竜は同じ闇魔法を唱え、そのまま自害した。
おんりー
……
ドズル
おんりー…、ありがとう、。
ぼんじゅうる
あれ、どうやったの?
おらふくん
凄かった!めっちゃ凄かった!!
おおはらMEN
おんりー…お前…、どうして…?
おんりー
……。
おんりー
MEN先輩は知ってたんですね。
おんりー
さっき使った〖MOB操作〗が《闇魔法》だってこと。
ぼんじゅうる
え、?
おらふくん
そん…な、、
おんりー
……
おんりー
…俺が、 " 人を傷つける " 、 " 悪逆非道な " 魔王ですよ。
アルマ
やっぱりな。
1年A組の生徒
ですね。
おおはらMEN
……どうして。
おおはらMEN
…どうして生きてるんだ。
おんりー
……俺を殺そうとした勇者と、その一行が…俺を殺し損ねたんですよ。
ドズル
うそ、そんな、、。
おんりー
…安心してくださいよ。今の先輩達なら、確実にやれますから。
ぼんじゅうる
じゃあ、どうして助けてくれたの?
ぼんじゅうる
…自分の生気を無くしてまで……
おらふくん
え、!?
おおはらMEN
…ああ、そうだ。
おおはらMEN
あいつに近づいたら…生気が吸われることくらい…分かって…っ、!?
おんりー
生気を回復してあげますよ、俺は怪我した人とは戦いたくないのでね。
無心でそう言う。
ドズル
それもでしょ!?
おんりー
生気の回復は…生気を分け与えることにより回復する…でしたっけ?
おらふくん
なんで……。
おんりー
…生気は " 生 " きる " 気 " と書きます。
おんりー
自分はもう、かれこれ500年は生きています。
おんりー
それなら、いらないんですよ。もう。
知り合った人間とも、直ぐにサヨナラを告げなくちゃいけない。
それが、魔王の悲しき運命。
ドズル
…おんりー……っ、
生気なんて俺には必要ないし、もし、あったとしても…邪魔なだけ。
気味悪がられて…、人が去っていって。
生気目的で俺に近づいた人だっていた。
おんりー
…自分は……、生気なんてあっても邪魔なだけなんで。
おらふくん
そんなこと…ッ、、!
おんりー
…あるんですよ。
おんりー
おらふ先輩は知らないでしょうけど、数百代前のおらふ先輩の祖先は…おらふ先輩と瓜二つなんですよ。
この言葉が何を意味するのか、生徒会の皆さんはよく分かったようだ。
おおはらMEN
…おんりーは……ッ、
いや、なんでもない…っ、
おんりー
…。
おらふ先輩と瓜二つの祖先とは…とても仲が良かった。
…だからこそ、おらふ先輩を見て、色々なことを考えてしまう。
おんりー
……最悪ですよ、ほんとに。
おんりー
あー…、そうだ。
おんりー
生徒会長。
ドズル
……おんりー、?
おんりー
あなたは、俺が戦った勇者より、遥かに強い。
おんりー
だけど、それと反対に…、優しさも強い。
おんりー
…敵を倒す時に、それは貴方の個性を潰すようなものです。
おんりー
控えた方がいいですよ。
おんりー
それ…っ、に……っ、、
やばい、頭がくらくらする。
おおはらMEN
……おんりー?
おんりー
……いえ、なんでも…。
おんりー
それに…、周りばかり考えていても……、得られるものは何も無い。
ドズル
……そんなことない。
ドズル
おんりーは、ずっと独りだったから…分からないのかもしれないけど。
ドズル
仲間って…すごく大切なんだよ?
ドズル
仲間がいれば…どんなことも乗り越えられる。
ドズル
得られるものがなくても、ね。
ぼんじゅうる
そうだ、
ぼんじゅうる
絆があれば…何にだってなれる。
おらふくん
おんりーは…魔王だから…ずっと避けられていたんやろ?
おらふくん
でも、僕たちはそんな事しない。
おおはらMEN
俺も最初は…おんりーとおんなじこと思ってたけど、ドズさん達にあって、間違いだって気づいたし、
おおはらMEN
おんりーだってきっと気づけるはず……
おんりー
……無理ですって、
おんりー
俺が闇の気を周りに振りまけば、災害みたいに人が死にます。
おんりー
それに、勇者の子孫の近くにいるだけで…具合が悪くなるんですよ。
ぼんじゅうる
勇者の……
おらふくん
子孫…?
おんりー
光魔法は闇魔法に強いのは知っていると思います。
おんりー
ただ、闇魔法は光魔法に弱いんです。
おんりー
…まあ、光を飲み込むほどの闇魔法を使えば…分かりませんけどね。
ドズル
……
おんりー
……ただ、びっくりしたのが…
おんりー
生徒会の方々には…闇の気が全くないんです。、
おおはらMEN
闇の気…
おんりー
はい、これが溜まれば…闇魔法が使えるようになる…
おんりー
ただ、闇魔法は無差別に人を襲う習性もある。
おんりー
…この意味…分かります?
おらふくん
…闇魔法が溜まると…力の制御が出来なくなる…、、?
おんりー
……その通りです。
おおはらMEN
じゃあ、おんりーは…どうして正気を保てているんだ?
おんりー
俺は生まれつきこの魔法を持っていました。
おんりー
最初こそ、制御は難しかったですけど…、100年もすれば制御できるようになりましたよ。
ぼんじゅうる
すご、、。
おんりー
……その後は…皆さんの知っている通りだと思います。
勇者は守れば賞賛を貰える。


魔王は守っても賞賛は貰えない。
おんりー
善と悪って、なんなんでしょうね。
数百年前に、勇者に聞いたことをもう一度聞いた。
----------------------------------------------------------------

プリ小説オーディオドラマ