第3話

3年1組
259
2017/11/11 08:04
あなたはクラス替えの紙をみて驚いた__________

3年1組出席番号1番のところには、「朝村咲希」の名前があったのだ

あなたは思わず

あなた)やったーーー!!!!!!

と、両手を上げて喜んだ

あなた))あ、やばい(笑)めっちゃ周りの人に見られてるわ…(笑)

あなたは我に戻って、咲希のことを探すため、まず3年1組の教室へと向かった



??)あなたー!!!

あなたが呼ばれた方向に振り向くと、そこには少し茶色の髪の毛が混じったミディアムヘアーをした咲希がいた

あなた)あ!咲希ー!!!ねぇークラス替えの紙見た?!あたし達同じクラスだよ!!やばい!!!めっちゃうれしー!!!

咲希)見たよ!!やばいよね!ある意味奇跡じゃん!って思った(笑)

あなた)ね!もーほんとにうれしいわー(笑)

咲希)あたしも、嬉しよー(笑)あ!でも、アイツがいるんだよね…

あなた)アイツって誰?

その時、一人の男子が教室の扉を開けて入ってきた

髪の毛は長すぎず短すぎず、きっと身長はあなたより高い。とっても足つきが良く、運動部に違いないとあなたは思った

咲希)アイツっていうのは今入ってきた、陸上部の「冨田諒也」の事だよ!あなた知らないの?あたしアイツ嫌いなんだよね

あなた)別に悪い人には見えないけど…

咲希)あなたはアイツの本性知らないから、そんなこと言えるんだよ!あたし1年の時同じクラスだったけど、性格は最悪出し、言葉遣い荒いし、すぐ下ネタ言うし、女子みんなアイツのこと嫌いだよ

あなた)そーなんだ…

あなた))別にそんなふうには見えないけどなーてか、あの人なんか懐かしい感じがする…

咲希)ほんとにやだなー。でも、このクラスアイツ含めて陸上部が4人もいるし、あなたがいるから楽しくなりそうかな(笑)

あなた)そうだよ!あたしがいるから、大丈夫だよ!(笑)

あなたも咲希もこれから、楽しい1年間が始まるかと思った

でも、現実はそう甘くなかった____________

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