第3話

🦑 #2
2,108
2025/02/02 11:55 更新
静まった部屋 彼のダボっとした服が視界を埋める。





【ひゅーひゅー】と息の音が嫌味のように響く。



____
なぁ あなたの下の名前、お前を守ってきたのは誰だ?
あなた
…………………
____
   クソが
…… Screw you、 お前も裏切りやがって!


白くなるほど首は締められ 顎にはフォークが刺さり





✖️印の彼女はまだ、彼の乱暴に耐えていた。
私の散らかった部屋じゃない 施設のような場所で目覚めた。





最悪の目覚めだ “ 自分が死ぬ夢 “なんて見たくなかった
あなた
…………ッ ぇ


肩を軽く触られて、振り返るとカッコいい女性だった。





サラサラな黒髪は彼女のカッコ良さを引き立たせている
____
ねぇ、あんた 名前は?
あなた
えっと…… あなたの下の名前です お姉さんは?
380.セミ
…… セミ、 呼び方は別に 好きでいいよ


ふっと優しく微笑む彼女に、思わず見惚れてしまう




こんなに綺麗な人がいたんだなぁ
あなた
セミ お姉さん、……?
380.セミ
ん、…… ほら早く行くよ  あなたの下の名前
あなた
( 優しい人だな…… お姉ちゃん、か )

私の手を不器用に掴んで、引っ張る姿はまるで




“ 私のお姉ちゃん “ のようで 来て良かった、と思わせてくれた
参加者が固まってザワザワと集まっていく。




機械音声のような淡々とした声が施設に響いていく

____
皆さんようこそ 心から歓迎します。
____
皆さんには6日間 合計6つのゲームに参加して頂きます。


“6つのゲームを勝ち抜いた方には、巨額の賞金が贈られます


周りが唖然としている中、1人の声が聞こえた

____
ちょっと、ゲームをすれば良いと言われても。
____
拉致同然に連れて来ておいて、その言葉を信じろって?


説明が終わった後、疑問や文句が沢山出てくる

____
じゃあ! そのマスクは何なの、アンタらの顔も秘密ってこと?
____
そうだ、何で隠すんだよ! なぁ ここは違法のギャンブル場か?


その声を火種に声はどんどん大きくなっていく。




ついには画面に文句を言った人達が晒されるまでになった
380.セミ
………… 本当、くだらない
周りの空気がピリついている中、私は後ろに並んでいた




ぐったり待っていると前の方が騒がしいようだ。
あなた
( 確か…… MGコインの人だったよね? )
230.サノス
決まってんだろ! 金返せ!
333.ミョンギ
俺がお2人に買えって強制しましたか


ボーッと眺めているとちょいと叩かれた。

380.セミ
あなたの下の名前は あんなのと関わっちゃダメだからね。
あなた
うん、わかってるよ セミお姉さん


私は考えた末 参加同意書に自分の名前を書いた。





生半可な気持ちで承諾してしまったことを後悔しているけれど
🦑 #3

👀1000⤴︎:🌟100⤴︎
閲覧ありがとうございます。



今回のお話はセミ姉メインでした、カッコいいですよね




皆さんはイカゲームで誰推しですか?
No.e💐
良かったら皆さんの推し様、教えてください

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