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第1話

幼なじみ
49
2017/11/24 11:31
私は、幼なじみの悠太に4ヶ月前告白された。
悠太は、普通にカッコイイ、上級生からは休み時間になる度に話しかけられていた。
私は、そんな悠太に焼きもち一つ妬いたことはない。悠太と同じく幼なじみの七海に理由を聞かれた。
「だって悠太の中で私が1番かわいいってのは、わかってるこだもん!」
私は、自信満々に答えた。
そうしているうちに何日かが過ぎていった。
七海と私は、女子バスケ部に入った。
私達は、何日も何日も部活に時間を費やした。
久しぶりに悠太と一緒に帰っている途中悠太が足を止めた。振り返ると悠太は、ポツンと1人で立っていた。
「どうしたの?」私は、尋ねた。
「手でも繋ぐ?」悠太は照れくさそうに聞いてきた。私は、「うん!」と言わんばかりに頷いた。

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