第6話

朝朝朝
266
2017/12/30 00:09
今日は朝からとっても気分が良い。


なんてのは嘘だったらしい
永遠に
そんな夢みたいなのは漫画の中だけにしてくれ


死んだように眠ったそのあとは
何時間の時間が一瞬にして過ぎてゆき
目を開けるととてつもない倦怠感と
考えるのはこれから向かう地獄のこと


身体がベットに溶けていくように起き上がることすら不可抗力

「早くしないと遅れる」

とか

「また準備急がなきゃいけなくなる」
とか、考えられない👉🤫👈
どうしてだよ馬鹿か

なんで冬休みなのに部活があるんだふざけるな

休ませろよお、心を。

僕の本当の地獄は部活だ

独りぼっちを最高に満喫できる

そして僕の心の傷を1度に50は付けられる場所
なんて考えてると脳は勝手に

「休みたい休みたい休みたい休みたい休みたい休みたい休みたい休みたい休みたい休みたい休みたい休みたい

休みたい」」

としか考えられなくなって

朝日がうざくて寝返りを打つ度にその思いは

増していく





そして見事に今日“も”休んだ。
僕は溶けていく体に快感すら覚えてしまう


このまま朝から逃れて眠っていよう





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