それはまだ俺が小学生だった頃
俺はすっごく貧乏でいじめられてたんだ
先生にまで見捨てられて、もう毎日ないてた
でも、あいつだけはちがった
『 みんなやめてよ??だいちゃん可哀想じゃん!!』
俺をいつもかばってくれた
「あなた、もういいよ、、」
『 よくない!!だいちゃんだって本当は辛いんでしょ??』
あいつはいつも優しかった
そんなこんなでいじめはなくなった
あいつは俺を元気づけるために言ってくれたんだ。
『 だいちゃん、いつでも私がついてるから
どんな時でもだいちゃんの味方だから
だいちゃん、困った事があったら
いつでもいってね??』
ってね。
ふつうに聞こえるかもしれないけど
俺にとってはその言葉に背中をおされた
俺の弱い背中をそっとおしてくれたんだ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。