第7話

episode 6
2,943
2021/05/21 11:58

はい、放課後になりました。
 
俺は今から、ユンギ先生の所に行かないと行けません。


はっきり言って嫌です。


あの人マジで何するかわからねぇし、



下手したらあの抜けてる校長も付いてくるかも…


それだけは嫌!!絶対に嫌だ!!


もういっその事行かないでいようか…

ガララララ…


🐭「おーい、いつまで待たせるんだ?」

🐰「げっ…」

🐭「…お前先生に対してその態度はねぇだろ。」


俺がまだずっとい留まっていた教室に、先生の方から来てしまった。


これじゃ、もう強制的に連れられるな。

🐭「ほら、行くぞ。」


🐰「はいはい〜」


ガララララ…


校長は……いない!!


心の中でガッツポーズをつくる。

🐰「で、何で俺を呼び出したんですか。」

🐭「薄々勘づいてるだろ。」

🐰「え?」

俺何やらかしたっけ?



しかもわざわざ保健室でだし…

あ、まさか…

🐰「先生の寝顔を、撮ったこと…?」

🐭「え、違う。てかお前そんな事したの?」

あ…

🐭「まぁいい、腹痛の事だよ。」


あぁ!!なるほど!

🐭「お前、痛みだけじゃなく、快感も感じてるだろ。」

🐰「はい。」

ん?何で先生目パチパチしてんの?



まさかホントに快感感じてるとは思わなかったとか?


🐭「あ〜まぁいい。いつからだ?」

🐰「中一からです。腹痛自体はもう少し前からですけど。」

🐭「ふうん…」

何だよその反応。


自分で聞いといてそんな反応するやついる?

ったく、俺が答えてやったのに((


🐭「じゃ、ずっとどうしてたんだ?」

🐰「ただ耐えてましたけど。」

🐭「何も、してなかったのか?」

🐰「?はい。」


何を言っているんだ?



俺の事情を知ってるのは先生だけだって言ったのに。


🐭「そう、か。」

何、マジでどうしたんだこの先生。


ちょっと不安になってくんじゃん。

🐭「そういや、何で親に話さなかったんだ?」

🐰「あ、えっと…」


ちょ〜っとこれは言い難いなぁ…


どうしたものか…


🐭「言えないなら無理に言わなくてもいい。」


🐰「あ、はい。」


🐭「あ〜それだけだ。」


🐰「わかりました、さよなら。」

🐭「じゃな。」

ガララララ…

🐰「何で…」

ずっと、何か息が苦しかった。

朝は、そんな事なかった。


まぁそれは、ただ必死に耐えていたからだと思うけど。

何で、何で思い出してんだよ…!!
 









朝の、先生ユンギっ…



🐭「っくそ、…」


何で思い出してんだよ…、!












朝のあいつジョングク



🐭「…はぁ。」


🦄「どうしたんですか〜?」





こいつはホソク。




何だっけ、えっと…


🦄「国語です!!」


あ、そうそう、国語の担当だ。

まぁ、とりあえず良い奴だ。


🦄「何ですか、とりあえず良い奴って!」


(何でここまで入ってくんだよ…




(一応ホソク対策にかっこつけといたけど…

🐭「お前、優しさだけは・・・誰にも負けねーじゃん。」


🦄「え、そうかなぁ〜、/////」

チョッロ…

🦄「んで、ため息ついて、どうしたんですか?」

🐭「え、あ、いや…別に、何も。」

こんな事、こいつに言える訳がない。

🦄「何ですかこんな事って!俺に言えない事なんですか!」


あ〜忘れてた、こいつここまで来るんだ。


🦄「ユンギさんは俺に何の愚痴でも話してくれてたのに!」


🐭「いや、愚痴だぞ?そんな良いもんじゃないだろ。」


🦄「でも、俺にぐらい話してくれたっていいじゃないですかぁ〜!!」


🐭「わかった叫ぶな叫ぶな!職員室じゃ迷惑だってのに!」


🦄「あ、は〜い…」


🐭「あのさ、」


🦄「はい…(*'∇'*)ワクワク」


🐭「あの…」


🦄「はい…(*'∇'*)ワクワク」


🐭「え、っと…って、そんなワクワクすんなよ!」


🦄「えっ?!俺ワクワクしてました?!」


🐭「してたよ!絵文字見えたわ!」


🦄「嘘〜」


🐭「そんなワクワクのされると話しにくいし…」


🦄「はぁーい…」


🐭「…俺さ…、」





















「恋、したかも。」

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