浜上
「あの、先輩少し話いいですか?」
キャプテン
「いいけど どうしたの?」
浜上
「あなたの事なんですけど。」
キャプテン
「あなたがどうしたの?」
浜上
「あいつけがしてるらしいんです。」
キャプテン
「あなたが?怪我してるようには見えないけど?」
浜上
「あいつ強がってけがを隠してるんです。」
キャプテン
「だから今日あんなにミスしたんだね。」
浜上
「あいつ先輩のこと大好きだから、
これから先何があってもけがのこと言わないと思います。」
浜上
「だから、あなたに負担をかけるようなことはしないでほしいし
もし、辛そうだったら助けてあげて下さい。」
浜上
「このことは誰にも言わないでください」
キャプテン
「分かったよ。これから気をつけるね
わざわざ教えてくれてありがとう!」
キャプテン
「浜上くんもあなたのこと出来る限り支えてあげてね」
浜上
「分かりました」
この時キャプテンはあなたのことを出来る限り支えて行く決意をした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!