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第2話

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2025/02/06 17:31 更新


⌜ 夜 ⌟






それは誰にでも


一日 に 一回 訪れる 。









不安 で 眠れない 夜



思い を 馳せる 夜



孤独 を 何かで埋める夜



とろけるような 甘い 夜



現実 を 忘れようと

はしゃぐ 夜












誰しもが



当たり前 だと 思っていた 。





どんな 夜 も 、

やがて 明ける ことを











そして 朝がまた 、


やって来る 。







# 翔陽大学附属北部病院

救急救命センター








藤川 「 三井先生が今週で辞める ?! 」



『 うそ 、 なんで ? 』



白石 「 ... 私もさっき聞いたの 」





今や救急救命は どこも、万年人手不足 。

すぐにでも新しい医師に

来て欲しいというのに 、

それどころか上級医の三井先生が辞めるとの事 。




今日から来るとかいう 緋山先生 は

未だに来ないわ 、 絶体絶命の大ピンチ 。



そして その上 、

使えないフェロー の教育 。






藤川 「 お前が1番よく分かってんだろ … 今のこのヤバい状況 」





そんな事 私が 一番分かってる 。







白石 「 ... 分かってる 。 」



『 思い詰めないで 、 まだ私達がいる 。 』



白石 「 そうね 、 有難う あなた ... 」





果たしてこの子白石

スタッフリーダー を 譲って

良かったのか 。


見てる私 が心配になる 。

頼ってくれればいいのに ...




そして ホットラインも

鳴り止む気配すらない 。








白石 「 翔北救命センター です 、 」










患者が運び込まれると 、

直ぐに、脳外にコンサルを依頼した 。





藍沢 「 皮髄境界が消失してます 、 脳幹の圧敗が強い ... 」


橘 「 ダメか 、 」



藍沢 「 蘇生に時間がかかり過ぎましたね 。 」





結局 患者は助からなかった 。



初療室の中は重い空気に包まれた 。










# 救命センター 医局









『 それにしても 、 酷よね 』



白石 「 ん 、 藍沢先生 ? 」




『 トロントでしょ 、 そりゃ行きたいわ 』




藤川 「 何言ってんだよ 〜 、 お前も行っただろ ? 」




『 それは そうだけど ... 』





藤川 「 それにしても急だよな ー ... 三井先生 休職するなんて 」





白石 「 あっ !! 」




緋山 「 え ? 」




白石 「 もう三分経ったんじゃない ? いいな〜 、カップ食べ切れるなんて贅沢 。 」





緋山 「 ねえ 。 三井先生休職すんの ? 」




『 あちゃー ... 』





終わった と思った時 、

電話が鳴った 。




白石 「 はい 、 救命医局です 。 」




『 どしたの ? 』




白石 「 あなたちゃん 、 お客さんだってよ 」




『 私に ? 』




白石 「 ロビーで待ってるって 」





『 わかった 、 行ってくる 。 』





白石 「 行ってらっしゃい 」




『 はぁ〜 、 怖い怖い 。 』




と緋山先生を横目に

ロビーへと向かった 。





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