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第3話

第3話「適当で」
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2026/02/25 06:00 更新
フォルティル
使い魔召喚の儀…
オペラ
私はサボりますけど、
フォルティルはどうするんです?
先ほどまで寝転んでいた場所から立ち上がり伸びをする。その仕草は念子そのものだった。
フォルティル
…サクッとやってサクッと戻るよ
ナベリウス
─────ってのが使い魔召喚の
やり方ねー
煙草を咥えながらゆるい雰囲気で説明を終えた、現番犬のナベリウス。剃っていない髭のせいか、老けて見える。
ナベリウス
んじゃ一番目は~…キミ!
フォルティル
私ですね



















フォルティル
ってノリだったよ
オペラ
そんな適当でいいんですね…
召喚を終えてオペラと合流し感想を添えて話す。オペラの目の前には血塗れで一部腫れている不良生徒が積まれていた。
フォルティル
その山は?
オペラ
あぁ。先ほど女子生徒を
カツアゲしていた生徒ですよ
オペラ
私たちの正体がバレると後々
面倒なので、ここは逃げましょう
フォルティル
えっ、ちょ…!
腕を掴まれてその山と反対側の出口に向かって走るオペラ。その速さについていけるフォルティルもフォルティルだが…。
理事長室の一部。そこにお邪魔してオペラとお茶をしていると……
フォルティル
さっきからこちらの様子を
覗いているのは誰ですか?
ヤマンダ
ごめんなさいッ!!!
そうフォルティルが言った途端に土下座をする彼。オペラは気にもせずお茶を飲み続け、フォルティルは彼の背中を足で踏みつける。もちろん羽管は避けている。
フォルティル
覗き見とはいい趣味ですねぇ
ヤマンダ
違っ……!
いやッ、覗き見はしたんですけど…!
オペラ
他の方々にも迷惑を
かけているようでしたらシメますが?
手を握って鋭い目付きで見つめるオペラ。それに怯え怯んだのか、理由ワケを話してくれた。
ヤマンダ
情報には命をかけてて…
フォルティル
何言ってるんです???
話を聞けば、有名悪魔にコネを売って人生楽したいらしい。下心丸出しでいっそ清々しいと思った。
オペラ
私たちの情報を誰かに売らないのなら
別に構わないですけど
ヤマンダ
売りませんッ、絶対に!!














放課後、屋上で黄昏れていると後ろから上級生が殴りかかってきた。余裕で避けたフォルティルだが、上級生は構わず殴りかかる。
フォルティル
重量操作フラクタル
無口頭魔術で彼らを地にねじ伏せた後、フォルティルは持ち運んでいた小型ナイフで滅多刺しにし、その場を後にしようと踵を返そうと振り返る─────と、
オペラ
随分と物騒ですね、フォルティル
フォルティル
よく言われるよ。その言葉
そう、昔から言われ慣れてきた言葉。今となっては気にならない。
オペラ
ふぅん…。じきに教師が来ますよ、
逃げましょう
フォルティル
そうだね
二人は多少の笑みを浮かべ、血溜まりを避けながらその場を後にした。

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