サングラスとキャップで目は隠れてるけど、
あの高い鼻とちょっと横長な唇。
その人はゆっくりと近づいてきて、私を優しく抱きしめてくれた。
「やっぱり無理してたんでしょ」
『し、してない』
「強がんなって キツい時はキツいって言って。その為に俺がいるんだから」
優しくて強い口調で言われ、亜嵐くんの優しさにまた涙が零れそうになる。
いつの間にかサングラスを外したあなたはまんま白濱亜嵐。
その綺麗な目を見つめる。
しばらく見つめ合うといつの間にか二人で笑ってた。笑いが止まらなかった。
そして、すごくすごく幸せだった。
2年前に戻ったみたいに












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!