彼女を薬湯まで案内し終わり、生徒会室に戻ってきたレオにベルナルドが話しかける。
びっくりしたなぁ、レオが契約を持ち出すなんて。
「よっぽどあなたさんの事がお気に入りなんだね。」と、ベルナルドが少しからかうように、レオに言った。
別に、お気に入りなんかじゃない…1番弱いから、自然と面倒見てるだけだ。
ふ〜ん、そーなんだ。
と、レオが少し声のトーンを落とし、話を変え始める。
ベルナルド、そろそろエドの回収の手続きをする。早めにエドを取り返しておきたい。
そだね。必要以上に痛めつけられるのも、あまり嬉しくないしね。
それと、色々調べておきたい事もある。
ベルナルドが「姉妹校のルーク学園の動き?」と聞くと、レオは深く頷く。
デオデットがこちらに居る、という事は向こうにも既に情報がいっているはずだ。何かしらの動きがみられるから、警戒しておく必要がある。
確かに、このまま何事もなく事が済みそうには、どう考えても無いだろうね。向こうのお偉いさん方が喉から手が出るほど、デオデットは欲しいだろうし。
レオは「こちら側がそれによって荒らされるのは困る。」と、ベルナルドに向かって笑ってみせる。
ベルナルドは相変わらずの赤い瞳で微笑んで、「そうだね。」と応えた。
他には?
…ナギカワ あなたの事について調べたい。
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