そう言って ちぐちゃん は 恐らく自分の病室へと
戻っていた 。 そうして俺は案内された部屋から出て
受付前へと 戻っていくことにした 。
そう 、 今目の間にえは 少し虫が悪そうに
辺りを見回すシマウマの様な色を持つ彼がいたのだ 。
何を隠そう 、 元気過ぎるあっきいだと
ちぐの今の状況は 、 ダメージが来ると想い
心配で着いていくことにしたのだ !!
ルンルン気分で言葉を並べる彼に正直驚いた 。
あのちぐは 何言われても流されません !! って
感じだったのに そんなちぐを懐柔させるなんて
やっぱりあっきあのコミ力は流石だなと息を飲んだ 。
その反面 ⋯ 俺には無い才能に少し嫉妬してしまった 。
そう 俺は 否定し続ける 。 だって仕方ない事だろう
俺は 彼の 現在 を 知っているのだから
何時もは受け流せるはずなのに 。
その一言に 俺は 無性に腹が立ってしまった
思わず あの頃は 隣で見てきた彼の頬を
勢い良く 自身の掌で少し朱色に染めてしまった 。
彼ははっとしたのか 目を伏せて 。
大きい深呼吸 を めいっぱいして 、
幼い子が宝物を隠すように 目に水が溜まって
彼はこう俺に告げて言った 。
そう言って彼は 、 くるりと回転して
足早に消えて行く 。 まるでこれは
今朝の対比みたいでは と胸が痛む
流石の自分も仲間と二度も決別するのは心苦しい
俺は 、 彼の何時もより早い足に追い付く為に
仲間のもう遠くなってしまった大きくも
小さい背中を追って行く事にした 。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。