いちいち説明するのも面倒くさいし
ロレ兄が私と帰りたいって言ってたなんて
どうせ信じて貰えない。
するとロレ兄がくず兄の方へ近づいて行き
なにかをこそっと耳打ちしていた。
______ よ、び、だ …… くら ??
これだけじゃ何も分からないな。
__________ ぐいっ、
その場を去ろうとするくず兄の服の裾を
反射的に掴んでしまった。
くず兄は驚きと触られているという
嫌悪感をわかりやすーく出していた。
咄嗟にくず兄の裾から手を離して
言い訳を考えていた。その時、
_________ パシャっ
後ろからシャッターを切る音がした。
兄の何が言いたげだがどこかすでに
諦めてしまっているようなそんな顔。
私は兄のその顔が視界に入り気付けば
後ろでコソコソ話していた同級生の女子達に
声をかけていた。
身体が、勝手に動いていた。
𝐓𝐨 𝐛𝐞 𝐜𝐨𝐧𝐭𝐢𝐧𝐮𝐞𝐝"___













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。