1日の授業が終わり、ようやく夕食の時間。
朝と昼は好きな席で食べることが許されているが、夕食だけは寮ごとに別れて食べるのが、エクリシアのルールだ。
大広間には、魔法の燭台が天井でふわりと浮かび、穏やかな光を放っていた。
生徒たちはそれぞれの寮のテーブルに分かれて座り、温かな食事を前に談笑している。
ルーメリア寮のテーブルでは、ノア、グレア、シエル、真名が向かい合って座っていた。
その向かいにはヴァリオス寮、さらに離れてノクスフォード寮、エルミナ寮の生徒たちがそれぞれに集まっている。
キャロル先生の声が広間に響いた。
そして、アウル校長は壇上に立つと、軽く手を振って生徒たちに笑いかけた。
目を細めて、少し声のトーンを落とす。
そしてすぐに、ぱっと顔を明るくして、肩をすくめた。
最後に姿勢を正し、ほんの少しだけ真剣な声で結んだ。
一礼すると、大広間にはあたたかな拍手が広がった。
そして、
その一言で、大広間はわっと賑わいを見せた。
____ 夢
どこかの古い廊下に、古びた石造りの壁。
目の前には閉ざされた大きな扉。
そして、どこかから聞こえてくるくぐもった男の声。
そんな会話が繰り広げられていたことも知らず、エルミナ寮の机ではまた別の話がなされていた。
夕食の時間が終わりを迎えつつあった頃。
大広間の隅で、眠たそうな目をしている防衛魔法の教師 ー ライオ・ウェルアナスタシアは、ルーメリア寮のテーブル近くのソファ席にだらりと座りながら、パンをかじっていた。
隣に座っていたグレアが苦笑しながら言うと、ライオ先生はパンをちぎりながら、ぼんやりと上の燭台を見上げた。
そう言って、またパンにかぶりつくライオ先生。
気になる発言をさらっと口にしながら、まるで興味がなさそうに目を細めた。
ノアが小さく呟いたが、それに返事が返ってくることはなかった。
ライオ先生はすでに、ゆっくりとソファに沈み込むように目を閉じていた。
学園に広がる、柔らかな時間。
だがその裏で、静かに動き始めている影に、まだ誰も気づいていなかった。
久しぶりすぎますね、殴ってください
実は、皆さんに1個だけお願いがありまして…
ペット(フクロウなどの、郵便を届けられる動物)の種類と、その名前を考えて頂きたいです!!
本編にきちんと出すかどうかは分からないのですが、フクロウ便などを出す事があるかもしれないので💦
決まったら、ここのコメント欄にお願いします🙇♀️
ちなみに、うちの子(ノア)のペットは、
白フクロウで、名前をアルバとしました🥰
あ、ルーンはもう設定の時点で書いてくれてたから、大丈夫!!

































編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。