推しが犯罪を過去に犯していたことを知り
じわじわとショックを受ける 。
京夜先輩が屈んで目線を合わせて私に言った 。
その目があまりにも真剣だったからきっと先輩達は
私にキャバ嬢をやめて欲しいんだと思う 。
これは本心で 、お客さんと会話をするのが
私の日常の一つの楽しみである 。
だから先輩たちには申し訳ないけど
そう簡単にやめようとは思わない 。
私がそういうと馨先輩や京夜先輩でさえ
「 は …… ?? 」 と言いながら私を見る 。
首を傾げて答えると 、
馨先輩がそういうことじゃないって言いながら
私に説明しだした 。
馨先輩は 「 伝わってないな 」 と言いながら
苦笑する 。私は馨先輩の言う通り意図が分からない
せいで頭がぐちゃぐちゃになりそうだ 。
馨先輩にそう言われ 、過去の経験が蘇る 。
過去に何回か酔った勢いで相手に口付けをされかけた
ことが実は何度かある 。
まあギリギリ避けてるけどね
馨先輩に変わって京夜先輩が言う 。
やめたくない気持ちと自分を守らなければという
気持ちが混ざり合う 。
やっぱ推し活したことなんてない先輩達には
オタクの気持ちなんて分かるはずがない !! (
私がそう答えると 、先輩達は呆れた表情を見せる 。
ポーカーフェイスなはずの真澄先輩でさえ
呆れの感情が伝わってくる気がした 。
京夜先輩は唸りながら私に返事をする 。
元気よく返事をして少しでも先輩たちを
安心させたい 。それに私も戦闘部隊だし自分の身
くらい守れるに決まってる 。
これで解決解決と勝手に思っていると 、
真澄先輩の一言で私は絶望することになった 。
「 急に悪口やめてくださいよ !! 」
なんて言い返してみるも 、馬鹿だろなんて
当たり前のように言い返してくる先輩 。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。