あれからも先輩達が色々何か話してる 。
けれど私はキャバクラに行っていたせいで
二日連続まともに睡眠を取っていない 。
だからか現在深夜 。めっちゃ眠い
終電は勿論とっくにすぎている 。
今日はここでお泊まりかなー
そう言いながら机に突っ伏している私の頭を
優しく撫でてくれる馨先輩 。
撫でてくれるテンポがゆっくりで暖かくて
いつの間にか私は目を瞑っていた 。
無陀野はそう言って音羽の頭を
なぞるように軽く撫でる 。
並木度はそう言って気持ちよく寝ている音羽を
抱き上げようとした 。
花魁坂は並木度を音羽から遠ざけるような形で
彼女を仮眠室まで運ぶ担当に立候補する 。
今度は淀川が花魁坂を押し退けて
音羽を運ぼうと前に出る 。
…………… が 、
無陀野は淀川よりも先に音羽を抱き上げる 。
並木度は苦笑いしながらも受け入れるが 、
花魁坂は拗ねたように口を尖らせ
淀川は何も言わずに舌打ちをする 。
無陀野はそんな3人を無視し 、音羽を抱き上げ
仮眠室に向かう 。
無陀野は仮眠室に向かう途中 、眠っている音羽に
そう言いながら起こさない為かローラースケートの
スピードを普段よりも落として進む 。
誰もいない静かな廊下で無陀野は
そう語りかけるように音羽に言う 。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!