なおきり
じやぱぱさんのスパダリ練習が始まった
スパダリかどうかは知らないですけどね
まぁ天界に行く為に頑張りましょう!
羽に力を入れる……?
なんですかそれ
じゃぱぱさんは何かを考え始めた
なんかすみません、分かんなくて……
まだ羽がある事自体に現実味がしないのにどうやってイメージすれば……
ま、テキトウにやれば出来るでしょ!
そう言って僕は背中に力を入れた
すると、
バサッ
大きな音をたてて羽が開いた
じゃぱぱさんは、僕の羽を見てパチパチと拍手をした
僕もつい嬉しくて飛び跳ねた
僕は飛び跳ねたついでに飛べるようになったみたいです!
普通そんな事あります?
ま、出来たので結果オーライですね!
じゃぱぱさんはまるで我が子の成長を見守るかの様に言った
ほんと良い悪魔だなぁ
すると、じゃぱぱさんは少し何かを考えてから言った
今から……?
今から!?
今から行ける距離なの!
僕が起きた場所から歩いただけで結構時間かかったのに……
あそこが街ですよね?多分
賑わっていましたし
でも、もう暗くなりそうですよ?
本気で今から行く気なんでしょうか?
やっぱそうだ!
本当に今から行く気なんですか!?
じゃぱぱさんは家の中に入り、必要な物を準備し始めた
じゃぱぱさんは首を傾げてこちらを見た
え、冗談ですよね
歩いて行かない?
魔界には車か何かがあるんですかね?
そうでした!
僕は今飛び方を習ったばっかではないですか!
僕はそう言って飛び始めた
じゃぱぱさんも慌てて後を追いかけて来た
ゆあん
俺は今、たっつんの部屋を漁っている
なんでかって?
べ、べべべべべ別にエロ本とか探してる訳じゃねーし💦
魔界に行く為に必要そうな物を探してるだけだよ!
別にエロ本目当てとかじゃねーし💦
俺は、逃げるように話題を変えた
別に本当に探してた訳じゃないけどね((((
俺は、部屋の中を漁った
いや、ふざけてる場合じゃ無いよ!
早く準備しないと!
俺は、少しだけスピードを上げた
すると、タンスの中から大事そうにしまってある箱を見つけた
俺は、たっつんの方をチラッと見た
たっつんは何かブツブツ呟きながら真剣に考えていた
よし、聞くのはやめて置こう
俺はまた箱に目をやった
本当になんだ?この箱
箱の周りには何も書かれていない
俺は開ける事にした
べ、べべべべべべ別にエロ本かもとかなんて思ってないけど💦
もしかしたら、良いものが入ってるかもしれないしな
俺は、箱の蓋を持ち上げ蓋を開けた
すると、中には
赤い髪の毛の恐竜のパーカーを着た人とたっつんのツーショットが入っていた
俺はいきなり後ろから声を掛けられ体をビクッとさせ振り返った
俺はこの時良心が覚めた
もしかしたら、たっつんは見られたくない物だったかもしれない
たっつんはそう言うと写真を手に取った
俺がそう聞くと、たっつんはビクッと体を震わせ深呼吸をし、俺の方を見た
俺は目を丸くした
まさかそんな事を聞かれるとは
たっつんは、不安げに言ってきた
俺はたっつんの目を見て言った
たっつんは目を見開いてこちらを見た
たっつんは泣きそうな声で言った
俺はしっかり聞き取った
俺たちはそう言って写真を元の場所に戻し部屋を出た
今回は頑張ったつもり!











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。