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第2話

《皆木綴》「君の目に映らなくとも。」
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2026/03/10 09:00 更新
花乃はのあなた」

皆木綴が通っている大学の同期
高校も一緒であったがクラス、コースともに違った為両者ともに認知していなかった。
大学ではコースは同じくだが話をしたことはない為
綴は認知していない。


🪽結ばれません。
🪽日記みたいな感じで書いてます。
🪽絡みはありません。
🪽ほぼ花乃ちゃんの脳内です。





「皆木綴」その名前を知ったのは随分最近だった。

凄い演劇があると友達から誘われまたまた行った観劇。

一瞬で目を心を奪われた。
彼のお芝居をもっと見ていたいと思った。

「この時間が永遠に続けばいいのに」と。
マキューシオ
これは、これは、キャピレット家の…
ティボルト
気安く話しかけるな_
あなた
つっ…
彼の、声以外聞こえなくなった。

彼以外、目にはいらなくなった。

彼の、お芝居をもっと見ていたいと思った。

「この時間が永遠に続けばいいのに」と。









「パチパチ」となる大きな、大きな拍手の音で目が覚めた。

カーテンコールだ。

彼が出てきた。


マキューシオ
ありがとうございました!

無我夢中だった。

必死に拍手をしていた。

笑顔でお礼を言う彼の顔が忘れられなかった。








あなた
皆木 綴みなぎ つづるって…いうんだ…
帰り際、今回の公演のポスターを見た。

彼の、名前を知った。




4/13



たくさん、たくさん、手紙を書いた。

ホームページで彼が脚本を書いていることを知った。

彼の新たなる一面をみた気がした。

何度も何度も公演を、見に行った。








「好き」だと思った。

彼のお芝居が。

彼自身が。

初めてなのだ。こんなに人を「ダイスキ」になったのは。

また、手紙を書いた。






でも、その手紙が彼の元へ届く事は一回も無かった。

意気地なしなのだ。私は。

ネガティブ意味に聞こえないかと心配して。

あるいは、私の手紙で脚本が書けなくなってしまったらどうしようと。

ありえないような事を想像してしまって。







結局、何も変わらない。




小、中、高、と友達はいなかった。

自分から話かけられなかった。

話しかけてもらえても、まともな会話が、できなかった。

恋愛なんて、推しを作るなんて、もってのほかだった。




大学生になった今も変わらない。



8/16






大学に行った。

一人廊下を歩き、次の講座へと進む。

前に見たことある人が歩いていた。

あなた
みっ…!!



声が漏れそうだった。

顔に出そうだった。

態度に出そうだった。





何もないような顔をして通り過ぎる彼の後ろ姿をみた。




10/24



手紙を書いた。知ってほしくて。

「同じ大学」「自分の名前」「ロミジュリの公演」「貴方の好きな所」


たくさんたくさんかいた。








初めて手紙を届けた。

翌日のMANKAIブログは彼が更新していた。
春組皆木綴です!

皆さんたくさんのファンレターありがとうございます!!

俺の好きなところをたくさん書いてくれていたり、公演の感想をたくさん書いてくれたりと。

本当に嬉しいことばかり書かれていてとても力になります!

全てに目を通し。一つ一つ感謝の気持ちを込めて大切に保管させていただいております!!


届いたのだと。思った。

私のことが書かれているわけじゃない。

自意識過剰かもしれない。

でも。でも。







でも。
あなた
届いた…!!


嬉しくて。「彼にちゃんと私の言葉が、届いたこと」だけが頭の中を巡ってる。


嬉しすぎて夜も寝付けなかった。




12/25
冬休み明けの大学だった。

彼がいるかもしれないと、胸を躍らせて大学へ行った。




いた。彼がいた。

大学手初めて見かけた時と同じ場所だった。

でも、前回とは少し違っていた。




彼がボールペンを落としたのだ。

気づいていない様子だった。




届けなければ。

そう思った。邪な気持ちがなかったといえば嘘になる。

それでも。落とし物を警察に届ける時のように。

日本人ならきっと持っているであろう心が私を突き動かした。







あなた
あっ、あの!


彼が振り返った。彼の目に私が映った。

どうしよう。胸の高鳴りが抑えきれない。

顔に出てしまいそうだ。





 皆木 綴
_なんすか…?
あなた
こっこれ!落としましたよ、
 皆木 綴
ほんとだ、ない、
 皆木 綴
ありがとうございます!
あなた
いっ、いえ、
お互いに頭を下げる。

そのまま別の方向へ向き歩み始める。

何も考えていないような顔をしながら、頭の中は彼のことでいっぱいだ。



彼の、声が聞こえた。

大好きな大好きな声が。

彼の手が近くにあった。

これからたくさんの物語を綴っていくであろう彼の手が。





_彼の会話をした。

1分にも満たない会話のキャッチボールを交わした。







きっとこれからも、彼の記憶には私のことは何も残らないであろう。

そう、断言してもいい。

でも、私の記憶には彼の事が、綴くんのことが一生頭からはなれないであろう。

そして…綴くんのお芝居を見るたび、もっともっと「好き」になっていくのであろう。

それは確信に近い予感であった。







莉奈
何が言いたいのかわかりませんね.
莉奈
つづるんってほんとにメロいと思うんです
莉奈
つづるんに恋していく子はこんな感じなのかなって妄想です。





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