何回もこんなことしてる自分にいい加減イラついて来たけど、やっぱりやめない。
次は、誰なんだろ、、、?
想像以上に驚かれて、、、というか絶叫されて正直引いた。
(↑だんだん雑になってきとる)
ちょっとさっきの世界と似たような世界観だと思ったら、気のせいではなかったらしい。
そう言って、なつはさっきからずっと手入れしていた刀をもう一度シャッと鞘から引き抜く。
その刀身に、ふわふわの金髪、、、茶髪かな?どちらともいえない、、、色の髪と、強い決意に満ちた赤い瞳を持った顔に強気な笑みを浮かべた男の人が映った。
なつがさっき言ったこと。
きっとあれはもしかしなくてもいるまだ。
そう確信した。
パラレルワールド。
日本語で「並行世界」
その名の通り、決して交わることのない、同じようで少しずつ違う別々の世界。
きっと俺が出会ったいるまとは違っても、この世界にもいるまが確かに存在していたんだ。
もしかしたら、すちさん、みことさんも。
それは少し嬉しいようで、でも悲しいような事実だった。
1週間一瞬で経たせてくスタイルー(殴
このつかの間の幸せですらも壊れることなんて、俺は想像もしてなかったし、したくもなかった。
数日後
革命は、結果的には成功した。
なつが言う理不尽で正直者が馬鹿を見る世界「では」なくなった。
本当になつは尊敬できる人だ。
口にした目標を実行に移して、やり遂げたんだから。
有言実行ってやつか。
ただ、
この時から、不穏な気配は感じていた。
グサッ
今眼前にある光景が信じられなくて、思わず掠れた情けない声が出た。
だって、、、だって!
なつが人殺し、、、だから。
刀に映るなつの顔は、もはや狂気の目をしていた。
また、ダメだったの、、、?
転生、しよ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。