~翌日/バスタードミュンヘンVSマンシャインシティ(仕切り直し)~
プリンス「勝てるかな~?」
カイザー「葬ってやる」
~ビデオルーム/あなたside~
私はここでノートをとるように言われた
前半終わったらドリンク届けに行くけども
ピロン
あなた「?」
”バスタードミュンヘンVSマンシャインシティの試合が始まった!みんなで応援しよう!”
…………あ、ブルーロックTVの通知か……
そういえば忘れてたけど…………ここのユーザーのままだったね
あなた(…………コメ欄どーなってるかな…………?)
あなた「……………………ッ!?」
”待ってましたーーーー”
”前回なんか誰かに邪魔されたもんね”
”多分マネージャー”
”え?ま?マネージャーなら選手のサポートしろよ
なんで邪魔してんの”
”マネ失格だろ”
”そもそも紅一点とかいらねぇし”
”俺はかわいいからいいと思う”
…………ここまではあくまでも私に向けた批判
ここまではいい
”つか、あのマネとカイザー距離近くね?”
”なんかバスタードミュンヘンの元マネらしい”
”熱愛報道?”
”来ましたスキャンダルーーーーー”
”女なんか連れてるから世界一になれねぇんだろ”
”いや、奴の口が悪いからだ
ファンサ精神大事”
”つまりファンサしねぇから下手だと?”
”ファンの力があるから選手は成り立ってるんだよ”
”つまりカイザー不完全”
”まじか”
”なんか俺の方が上手くできそうな気がしてきた”
”それはない”
”カイザーふざけんなーーーーー”
”美女連れてサッカーしやがってーーー
俺の推しの方が絶対上手い”
”どうせ努力なんかしてねぇんだろ?”
あなた「………………あ?」
”才能マン?”
”カイザーインパクトなんか分かりやすいだろ
あーゆー才能持った奴がキラキラするワケ”
”出ました才能カマケ野郎ーーーーーー”
”何それ”
”才能ありきの実力”
”底辺の苦しみ味わえーーーー”
”ふざけんな何様だよ”
”もっと努力しろーーーーー”
………………何様?
あなた「……それこっちのセリフ」
誰が努力してねぇって?
アイツが?
カイザーが?
クソ下々はつくづくクソだな
アイツだって、元は原石だ
そっから努力して這い上がって来たんだ
お前らなんかに──────────
何も知らねぇクソ共に何が分かる
スチャ(スマホを机にセットする)
ピコン ”配信スタート”
あなた「………………みんな、どうも
ブルーロックTVユーザーで
ゲーム世界チャンピオンで
元バスタードミュンヘンのマネで
ブルーロックのマネやってる人間の
あなたのユーザー名ことあなたの名字あなたです」
”えっ、あのあなたのユーザー名?”
あなた「そのあなたのユーザー名です」
”ホンモノだ”
”あの動画に写ってたマネだ!”
あなた「…………今日は、その件で話したい」
あなた「…………ちなみに私は、コレが終わったら表舞台から姿を消します」
あなた「最初で最後の配信なんで、どーぞヨロシク」
あなた「まず、今やってる試合のコメントでクソなのみつけた」
(画面共有でスクショを見せる)
”わお”
”アカ特定しよっか”
あなた「いらない」
あなた「今日は、キレたいだけ」
”ガチギレか”
これからあなたちゃんの口悪くなります
苦手さんはバック
スゥー ハァー
あなた「アイツが才能だけだとかどの口が言ってる」
あなた「アイツのことをどこまで知った上で言ってる」
あなた「私は何でも知ってるつもりだ
同期として一番側に居続けた自負もある」
あなた「その私が知るカイザーは、少なくとも才能ありきじゃねぇよ」
あなた「アイツだって元は原石
磨き上げたから今のミヒャエルカイザーがいる」
あなた「そんなことも知らずに、ペラペラクソみてぇなことほざくな
特大ブーメラン
お前らこそちゃんと努力しましたか?」
あなた「なんの努力もしてねぇ奴がアイツを軽々しく貶すな」
あなた「アイツを何も知らねぇクソが、軽々しくアイツを語んじゃねぇよ!」
あなた「確かに今のアイツのお前らに対する態度はクソだ」
あなた「だからってストレス発散のつもり?
どーだっていいだろ。クソみてぇなお前らにはあの態度がお似合いだ」
”カイザーのマネもカイザーだった”
”これは正論なの?”
”確かにブルーロックの奴らも努力してあぁだもんな”
”努力は見えないとこでするからこそカッコいいのだ
つまりカイザー様はバチクソカッコいい”
”カイザーガチ勢さんですかぁ?”
あなた「…………私からはこれだけ」
あなた「これは、マネージャーとしての私の意見」
あなた「そろそろ時間だから。バイバイ」












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。