SMside .
お見合いが決まった …
それを聞いたりのひょんは固まって動かなくなった 。
ほらね 、、 だから 言いたくなかった
抱きしめてくれてた力が弱くなった
ひょんを優しく押し返して僕は部屋を出ると
不思議そうな顔をして見つめてくる他のみんな 。
顔に出てるんだよなぁ 、、 盗み聞きしましたって 、
嘘だったら 、、 どれほど良かったか 、、、
嘘で言いたかったよ 、、 こんな 見合い話なんて 。
見合い話は断れない
好きな人が居ても 、、 内緒で付き合ってる人が居ても 、、
関係なく見合いが進むのが 現実 だから
声を明るくして 、、 無理に笑って 、 みんなを横切った
きっと大丈夫 、、 運命が救ってくれるはずだから っ 。
LK side .
声を掛けたいのに 、、 声が出なくて 、
何一つとして言葉が浮かばなかった 。
学年は違っても 、、 幼い頃からずっと好きだった 。
愛らしい笑顔も 、、 笑い方も 、
俺にだけ見せてくれる甘えん坊な姿も 、、、
全部 、、 すんみなの全てを愛してたのに 。
すんみなが出ていってから
何時間が経ったんだろう 、、、 っ
外が騒がしくなった気がして 、、 部屋から出ると
もう荷物をまとめて帰ろうとしてるすんみなの姿があった
みんなに背を向けて ドアの方へと歩いてく姿を見て
自然と体が動き 、 気が付けばすんみなの腕を掴んでた
少し潤んだ目をするすんみなを放っておけなくて
俺はまた抱き締めた
また 、、 寂しそうに笑いながら俺に抱きついて 、
そう 、、 俺の耳元に震えた声で話したあと
にこ っ と微笑んで 部屋を出ていった 。
腕に残った微かなすんみなの温かさと 、、
肩に残ったすんみなの怖さで溢れた涙を感じながら
俺はそう強く決心した 。
𝑁𝑒𝑥𝑡 …




















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!