第48話

FileNo.?「卒業」
1,866
2025/03/03 02:53 更新















走りなさい

疾く

(なまえ)(幼少期)
あなた(幼少期)
 
もっと疾く

哀しみに追いつかれないように




探しなさい

明かりの灯る道を

誠士郎
誠士郎
 

それは   それは


眩いでしょう




































挑みなさい

(なまえ)(幼少期)
あなた(幼少期)
ヒック

君の美しさや

尊さ儚さを傷つけるモノに



眠りなさい

(なまえ)(幼少期)
あなた(幼少期)
 

疲れたら眠りなさい

神話を持たないあの

星座のように










手を離したあと



君は気づくだろう



指の形



体温



その名残が胸を刺す






























忘れたことも忘れてしまえ
(なまえ)(幼少期)
あなた(幼少期)
……!
哀しみも温もりも

消えてしまえ

されど今も
誠士郎
誠士郎
……
耳に残るは

固く再会を希うような

(なまえ)(幼少期)
あなた(幼少期)
タッ

「さようなら」

誠士郎
誠士郎
あっ………

Adieu Adieu



Love You and you?









































踊りなさい泣きなさい

誰に笑われても

淡雪を払う枝のように




叫びなさい哀しみなさい

誠士郎
誠士郎
……なんでもっと疾く…

心から叫びなさい別れを哀しみなさい

ここに確かにいたんだと

響かせて










行き合いの空に

遠花火が滲む

帰るべき家暖かい家を探す
(なまえ)(幼少期)
あなた(幼少期)

長い長い旅路今まで

行くなら振り返るなら
















高らか鳴らせ

その心臓は

最後の一打ち別れまで

君のものだ








涙涙

溢れるがいい

(なまえ)
あなた
……(あれは…過去よ…)

降る雫が君の過去

育てるだろう“思い出”にするだろう













誠士郎
誠士郎
もっと疾く…

(なまえ)(幼少期)
あなた(幼少期)
もっと疾く……














     「二度と会えなくなる前に………!」





























それは

千年のホームシック辛い過去でした

無限さえも

数え終えて






怪物のような

世界の隅っこほんの一部

戦い続ける人

君はエルフ   エルフ










愛しき



物語は続く











誠士郎
誠士郎
始めまして日本ニッポン
誠士郎
誠士郎
俺が“凪誠士郎”だ!





(なまえ)
あなた
始めまして世界
(なまえ)
あなた
私が“冬来あなたあなたの歌姫のときの名前”よ!

























忘れたことも

忘れてしまえ



哀しみも温もりも

(なまえ)
あなた
全部消えてしまえ……
消えちまえ





されど今も今も

誠士郎
誠士郎
“またね”

耳に残るは

固く再会を希うような

「さようなら」



Adieuさようなら  Adieuさようなら



Love You and youあなたとあなたを愛していますか



“Adieu”  “Adieu”















誠士郎
誠士郎
“またね”
(なまえ)(幼少期)
あなた(幼少期)
“またね”















      「次会うときまで““さようならAdieu””」













































卒業生の皆さま
ご卒業、誠におめでとうございます
小学生は中学生になって
初めての部活動や委員会
中学生は義務教育も終わり
夢の高校生
高校生はもう会うことのない
仲間との“最後の時間”を過ごしていることでしょう
形は違えども必ずしも“別れ”は付き物なはずです
生きている限り
“出会い”という輝かしいものがある限り
“別れ”という哀しいものは付きまとって離れません
きっと
“不安”と“高揚”
“悲痛”と“狂喜”
様々な思いが渦巻く中で
時間は止まってはくれず進むばかり
ならいっそ進むしかない
“後退”より“前進”
確実に得られるものがあるはずです
まだ人生は始まったばかり
ここで不安で立ち止まるくらいなら
とりあえず進んでみるのもいいと思います
でも時には休憩は必要で
少しずつではありますが
きっとそうやって発展してきたんだと思います
少しずつ、でも確実に
歩を進めれば“夢”はいつか“現実”に
まだまだ長い道のりかもしれませんが
少しずつ休憩を挟みながら
確実に進んでいきませんか?
怖かったら私も進んでいるので心配しないでください
決して一人ではありませんから
“別れ”は辛いものですが
それと同時に“再会”はついてくるものです
遠い未来かもしれませんが
必ず、ついてきます



この歌『エルフ/Ado』は
幼かった少女と
長寿であるエルフが別れ
長い年月の後に再会する歌です
この歌には「羽を返す」という目的がありましたが
きっと目的なんてなくても
別れと再会ほ自然に、唐突に訪れます
きっと“凪&あなた”みたいに
唐突の出会いと
唐突の別れを突きつけられ
後悔も多いことでしょう
そんな時にこの歌を聴いてもらえれば幸いです










改めて卒業生の皆さま

本当におめでとうございます

皆さまの未来が明るいことを願っています

それではまた






































誠士郎
誠士郎
あなた
(なまえ)(幼少期)
あなた(幼少期)
誠士郎





        ““また逢う日までAdieu””










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