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第2話

♕ - 01 -
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2025/11/02 11:29 更新





鉉辰 side _





眩しい光が 瞼を焼いたように眩しくて 目を開いた 。

深く息を吸い込み 、 重たい身体をゆっくりと起こす


鼻をくすぐるのは 優しい花の匂い 、 柔らかいシーツの感触



ここ … どこだ 、、 ッ … ?

精寅
精寅
ファンジン様  ッ   …   !!  
お目覚めになられたのですか 、、 !?

声に驚いて顔を上げると 、
狐目の青年が銀色のお盆を震える手で持って入口に立っていた

彼の目は心做しか潤んで見える …
鉉辰
鉉辰
(  ファンジン   …    ?  )
思わず  自分の胸を見下ろした   …    。 
見慣れた服ではなく 、 白い絹の寝間着を着ていて
袖口には金の糸で「 王家の紋章 」が刺繍されていた

鉉辰
鉉辰
な  、、 なに   、 これ  …  ッ   、、、 

声は出たものの 自分の耳に聞こえた声は知らない声 。
低くて 柔らかい まるで 別の人の声のような 声だった



寝ていたベットの横にある棚の上に置かれた鏡に駆け寄る


そこに映ったのは 、
自分が知っている彼ではない自分がいた


黒色の長髪 、 整った顔立ち 、
けれど目の奥には 光がなくて 悲しげな影があった 。


鉉辰
鉉辰
…  誰   、、  なんだよ   ッ   、、、 これ   、
精寅
精寅
ファンジン様   ッ  …  無理してはなりません  っ   、
どうか 安静にしてください ッ … !


その青年が涙がこぼれそうな目で駆け寄ってきた 。
精寅
精寅
また倒れたら   …   皇子様が   ッ    、、、  
鉉辰
鉉辰
皇子様  …  ッ    、、  ?



その単語に 俺の心臓は 鼓動が早まった 。
遠くの廊下の向こうから 、 靴音が響いて聞こえてくる


低く重い 威厳のある足音は
俺の部屋の前で止まり 扉が開いた







冷たい風にカーテンが優しく揺れる中 、、
黒色の帽子を被った青年が部屋の中に入ってきた


銀色の簪が月光に反射して 、
瞳は深い夜のように暗く輝き 俺だけを見つめている 。






知城
知城
目   、、  目を覚ましたのだな  ッ   …    ファンジン  ッ  


その青年の声に部屋の空気が一瞬で変わった 。



狐目の彼もあの青年に深く頭を下げている
何故か 俺の喉も 詰まって 息が若干しずらい



パッ と見えた 青年の服に刻まれている 金色の糸の刺繍 。
それは 紛れもなく 自分と同じ 王家の紋章 で




追いつけない俺の頭でも理解出来た …




目の前に立っている青年こそが
この国の時期王様になる 皇子 ハン だということに 。




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