畑芽育side
なんで 、こうなっちゃったんだろ …
暗い夜道を1人 、とぼとぼと歩く
勢いで出てきてしまったので 、上着も何もない
さっきの会話を振り返る
私だってあんな事言いたくて言ったわけじゃない
何て言っていいのかわからず 、戸惑ってしまった
結果 あなたや恭平くんに対して酷いことを …
もう絶対恭平くんに嫌われた … 。
親友のこと酷くいう人なんかやだよね … 泣
恭平くんの怒った顔が脳裏に焼き付いて離れない
思い出す度に 胸がズキズキと痛む
ポツポツ …
傘なんか持ってきてるはずもなく 、徐々に強まる雨
と風に 身を縮こませるしかなかった
すると いきなり雨が止んだ
上を見あげると 、誰かが後ろから傘を刺してくれ
ていた
どうしよう 、また嫌われちゃう
別れよって言われちゃう 。
思わず下を向いていると 、
強く抱き締められる
びっくりして顔を見ると 、そこには
余裕の無さそうな恭平くんが 。
私のせいなのに 。
私が恭平くんの事傷つけたのに
一生懸命謝ってくれる彼 。
あぁ 、こういうところに惹かれたんだな
と 改めて意識する
私も伝えなきゃ
感謝と 、謝罪と 、とびきりの愛を 。
嫌な事を想像してしまい 、それにも涙がでる
後半は涙声で自分でも何言ってるか分からなかった
それでも恭平くんはさらに強く抱き締めてくれて 。
どこまでも優しい
恭平くんは1番かけてほしい言葉を言ってくれた
この人なら信頼できる 、私の苦しみも分かって
くれる
そういう安心感を与えてくれた
嬉しいと感動がまざり 変な顔になってしまう
恭平くんはそれを笑いながら 涙を拭ってくれた 。
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お久しぶりの投稿ごめんなさい💦
きょへめいしばらく続きます💜











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!