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第2話

心の穴
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2026/06/25 08:04 更新



それから、やっぱり時間は待ってくれなくて、スタッフや涼ちゃんに心配されながらミセスは休止した。
ギターだって若井じゃないといやだし。それはもうミセスじゃないから。



今日は、若井が死んでから1年経った日。命日だ。
fjsw
元貴。送ってくよ
omr
ゃ、だめ、
fjsw
大丈夫。ちゃんと。
omr
でも、、
fjsw
明日。若井のお墓参り行こう。
omr
ぅ、ん、
fjsw
今日。僕の家泊まる?
omr
いいの、?


1年前の今日。若井は死んだんだ、このまま涼ちゃんもいなくなるかもしれない。そんなの、、、
fjsw
いいよ。
omr
ありがと、


でも、今日が何もなく済んだとしても。
若井はもう戻ってこない。その事実がどうしようもなく悲しくて。若井は死んだんだって。もう、いないんだっていう事実にやっぱり心に穴が空いちゃってて。


あの頃みたいに。また、名前を呼んで、笑いあって、
喧嘩して、、、


そういえば。昔若井と交換した、ミサンガがあったな。若井も、いっつもつけてたはず。
そう考えても、やっぱり心が闇に飲まれて行く。
もう、僕は戻れないんだって。この傷が癒えることはないし、癒やそうとも思わない。







まだ、好きって言えてないのに。
omr
ぅ、




そう考えていたら気持ちが悪くなっていた。
ココ最近、というか1年前のあの日からずっと体調が悪い
fjsw
元貴。大丈夫?



涼ちゃんが心配そうに僕のことを見てくる。
omr
だいじょ、ぶ、


ごめんね、涼ちゃん迷惑かけて、今の僕なんて、消えればいいよね、
fjsw
元貴?
omr
?
fjsw
大丈夫だから。
omr
うん、


僕はただただ下を見て、俯いていた。

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